大阪市が食品衛生・環境衛生優良施設を表彰!衛生管理の向上に貢献した施設を称える

大阪市が食品衛生・環境衛生優良施設を表彰!衛生管理の向上に貢献した施設を称える



大阪市では、食品衛生や環境衛生の向上を目指し、積極的に設備の改善や衛生的取り扱いの向上に取り組んでいる施設を表彰する制度を設けています。

令和5年度の表彰では、食品衛生関係施設197施設、環境衛生関係施設100施設が選ばれ、その功績が称えられました。

表彰の対象となる施設は、大阪市保健所が許可更新時や平常監視などで調査を行い、衛生面で特に優良と認められた施設です。

具体的な基準としては、過去5年間に関係法令に違反し処分を受けたことがないことや、大阪市保健所による「食品衛生監視票(採点票)」で85点以上の評価を得ていることなどが挙げられます。

表彰された施設には、表彰状が送付されるとともに、大阪市ホームページに表彰施設名簿が掲載されます。ただし、名簿への掲載は、施設の同意を得た場合のみとなります。

さらに、この表彰は大阪府などが実施する優良施設表彰の候補選考の際にも参考にされます。

大阪市は、この表彰制度を通して、市内全体の衛生水準向上を目指しています。

令和5年度の表彰施設数



食品衛生関係施設では、飲食店営業が115施設と最も多く、次いで集団給食施設が46施設、菓子製造業が30施設と続きます。

環境衛生関係施設では、公衆浴場が50施設、美容所が20施設、理容所が22施設と、多くが生活に密接に関わる施設となっています。

表彰を通して目指すもの



大阪市は、食品衛生・環境衛生優良施設表彰を通して、市民の健康と安全を守るための意識向上を図るとともに、市内全体の施設の衛生水準を高めることを目指しています。

今後も、衛生管理の向上に努め、安全で安心できる環境づくりに貢献していくことが期待されます。

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