横浜のシンボル的存在である横浜マリンタワーが、最近、「熱中症予防声かけプロジェクト」に参加し、観光スポットとしての役割を新たにした取り組みを開始しました。このプロジェクトは、全日本タワー連盟と熱中症予防声かけプロジェクト事務局と連携して実施されています。日本の気温が年々上昇する中で、特に観光エリアにおいては、熱中症予防が求められています。
取組背景
地球温暖化の影響により、最近の夏は異常とも言える暑さが続いています。横浜マリンタワーが位置する山下町や元町中華街エリアは、観光客に人気のスポットであるため、ここでの熱中症対策が必要不可欠です。横浜マリンタワーでは、観光客が安心して休憩できるように、2階にあるコミュニティラウンジに無料の給水スポットを設置し、快適に過ごすためのスペースを提供しています。
横浜マリンタワーのひと涼みアクション
本プロジェクトでは、「ひと涼みスポット」として各種活動を展開しています。具体的には、観光客が楽しく過ごせるようにのぼりやポスターを掲示し、スタッフによる声かけで熱中症の予防を呼びかける取り組みが行われています。さらに、タワー内には気軽に使えるうちわと塩タブレットが用意されており、これらを持ち帰ることで、熱中症対策が促進されます。また、マイボトルを持参した方には、ウォーターサーバーでの水分補給が無料で提供され、環境への配慮も忘れません。
タワー内の飲食店も、観光客が涼を感じられるようなクールダウン商品を提供しています。
レストラン:THE TERRACE yokohama marine tower
特におすすめなのが、桃とトマトの冷製カッペリーニ(¥1,980)。甘さと酸味が絶妙に絡むこの一品は、暑い季節にぴったりです。
カフェ:menehune collection 横浜マリンタワー店
マンゴーブリスは特製チーズフォームをたっぷり使ったオリジナルのシェイブアイスで、暑さを吹き飛ばす爽やかなデザートです(¥1,000)。
ショップ:マリンタワーショップ
ポートサイダー(¥300)は、旧式の製法で作られた懐かしい甘さが魅力のドリンクで、観光のお供にもぴったりです。
熱中症予防声かけプロジェクトとは
このプロジェクトは、全国の自治体や企業が連携して熱中症対策を行うことで、予防を目指しています。2011年に発足し、医療関係者や地域の熱中症対策アドバイザーが実施する啓発活動が続けられています。このような取り組みの結果、全国で多くの団体や個人が熱中症の防止に向けて活動を行っています。
全日本タワー連盟との連携
全日本タワー連盟は日本全国のタワー・展望台の振興を目指し、情報交換や共同イベントを実施しています。横浜マリンタワーもその一員として、新しい親しみを持たせる活動が期待されています。
最後に、横浜マリンタワーへの訪問がますます楽しみになりましたね。夏の観光シーズンに、あなたもぜひこのプロジェクトを体験してみてはいかがでしょうか?