2024年不満ワードの発表
株式会社Insight Techが運営する「不満買取センター」は、2024年の象徴的な「不満ワード」を発表しました。それは「地震」、「裏金」、「米」の3つ。これらのワードは、生活者が日々の生活において感じた不満や不安を反映しています。
不満買取センターとは
2015年に設立された不満買取センターは、企業やサービスを向上させるために「不満」を収集するプラットフォームです。現在、74万人以上の会員から4500万件以上の不満データを取得しており、生活者の声を企業や社会へ届ける役割を果たしています。
地震が引き起こした不安と不満
2024年に発生した能登半島地震や日向灘地震は、多くの人々に不安をもたらしました。これにより、自然災害への備えの重要性が再認識され、生活者の不満が高まったことが内容です。復旧作業の困難さや、南海トラフ地震との関連も取り上げられ、日常生活における震災意識が変化しました。
政治家に対する期待の高まり
次に、「裏金」というワードが登場します。これは政治家の公正さに対する市民の期待が高まったことを示しており、選挙に対する関心も増加しています。特に、候補者や選挙活動に対するメディアの影響が注目を集め、選挙そのものの透明性が求められるようになりました。
食品の安全に対する懸念
さらに、「米」が象徴するように、生活者の食への不安も増しています。米不足や価格の高騰が社会問題化し、食の安定供給の重要性が再評価されています。また、紅麹問題が持つ影響も計り知れず、消費者の間に失望感が広がっています。
人間関係や健康に対する新しい意識
この他に、人間関係や健康に関する不満も同様に顕在化しています。「ハラスメント」といったワードは、日常生活における人との関わりに対する新たな不安を示しており、過剰な対応や適切な関係構築への期待も高まっています。
生活者意識の変化と今後の展望
2024年の不満ワードからは「当たり前が当たり前ではなくなる」という不安感が浮かび上がっています。これまで普通に手に入っていたものが、実はそうでなくなるのではという懸念が、人々の意識を変えつつあります。さらに、「孤独」や「感染症」のような問題も顕在化し、心身の健康に影響を与えることが懸念されています。
終わりに
Insight Techの伊藤友博社長は、2024年の不満ワードが2025年以降の社会に何をもたらすかについての期待を寄せています。生活者の声を基にした新しい価値創造は、私たちの生活をより良いものにする可能性を秘めています。未来に向けた取り組みに、ぜひご注目ください。