口コミの負担を軽減するAI『口コミロボ™』の誕生秘話
2026年2月8日、大阪で行われた「SIOアクセラレーション」のDEMO DAYにて、SweetLeap株式会社の代表、石谷太志氏が登壇しました。このイベントでは、同社が開発したAI『口コミロボ™』についての発表が行われました。このAIは、元和菓子職人である石谷氏が自らの経験を基に、店舗スタッフの「口コミをお願いする苦悩」を解消することを目的に開発されたものです。
ゼロからのスタートとメンターの指導
2025年9月に「SIOアクセラレーション」に参加した際、SweetLeapはまだ製品のコンセプトすら確立されていない状態でした。しかし、約5か月間のプログラムを通じて、豊富な経験を持つメンターや先輩起業家から多くの指導を受け、事業モデルの磨き上げに取り組みました。その結果、無事に『口コミロボ™』を立ち上げ、すでに店舗や上場企業グループへ導入が進んでいるという実績を持ち、DEMO DAYの舞台に立つことができたのです。
和菓子職人としての原体験
このサービスの根底には、石谷氏が和菓子職人として経験した苦悩があります。良い商品やサービスを提供するためには、まずはそれを知ってもらう必要があります。しかし、店に訪れたお客様に「口コミを書いてください」と頼むことは、しばしば心苦しいものでした。この実体験を通じて、どれだけお客様に好かれる商品を作っても、著名な媒体に取り上げられなければ長続きしないという厳しい現実を痛感しました。
また、数百人に実施したアンケート調査からも、お客様が「何を書けばいいのか分からない」と感じていることが分かりました。これは、店舗のスタッフとお客様の間に存在する思わぬギャップでした。
テクノロジーで解決する声掛けの苦悩
『口コミロボ™』は、こうした「店舗で働くスタッフの声掛けの苦痛」と「お客様の負担」を軽減するために開発されたAIです。簡単なアンケートに回答するだけで、AIが自然な口コミ文章の基盤を生成します。その結果、店舗側は無理なく「口コミ資産」を増やすことができる仕組みとなっています。これにより、口コミの依頼を嫌がる必要がなくなり、店舗スタッフの負担も減少します。
正当な評価を受ける社会へ
今回の取り組みを通じて、SweetLeapは何もないところからスタートし、多くの方々の支えを受けて製品を生み出せたことに感謝しています。小規模事業者が自らの良さを正当に評価され、選ばれる世界を構築することが今後の目標です。また、代表の石谷氏は、自身と同じように現場で一生懸命働く人々の声に耳を傾けながら、『口コミロボ™』の継続的な改善と提供に取り組むと意気込みを示しています。
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