環境エネルギー支援
2025-01-20 13:26:07

北海道から発信する環境エネルギー分野のスタートアップ支援プログラムの選定プロジェクトについて

環境エネルギー分野を支える次世代プロジェクトが始動



北海道を拠点とするSTARTUP HOKKAIDO実行委員会が、新たな取り組みとして環境・エネルギーのスタートアップ支援プログラム「STARTUP HOKKAIDO Green Acceleration Program」を立ち上げました。このプログラムは、北海道からグローバルを目指すスタートアップを生み出し育てるエコシステムの実現を目指すものです。そして、今回、2つのプロジェクトが採択されたことを発表しました。

採択されたプロジェクトの概要



1. 浮体式洋上風力の実証プロジェクト



このプロジェクトは、株式会社アルバトロス・テクノロジーが参加し、北海道沿岸における浮体式洋上風力の実証に向けた検討を進めます。アルバトロス・テクノロジーは海洋再生可能エネルギーを専門にした企業で、風力、潮流、波力といった多様な技術を持ち、サプライチェーン構築に取り組んでいます。このプロジェクトを通じて、同社は日本の資源不足を背景に、コストの削減や国内製造の体制を整えることを目指しています。

長壁一寿 COOは、「私たちは、この挑戦を通じて日本の海洋再生可能エネルギーの新しい常識を作りたい」と語り、北海道の協力をお願いしました。

2. 森林資源量解析プロジェクト



もう一つのプロジェクトでは、株式会社Archedaと株式会社スカイマティクスが参加し、北海道の森林における資源量解析の実証を行います。Archedaは衛星データを利用した自然由来のカーボンクレジットプロジェクトの分析を行っており、森林資源量の推定や造林状況のモニタリングの仕組みを提供しています。津村洸匡代表は、「北海道の森林の資源を効率的に管理し、持続可能な社会の実現に貢献したい」と述べています。

スカイマティクスは、リモートセンシング技術を駆使した独自の解析システムを持ち、その技術を活用して森林資源量とCO2吸収量の解析を推進します。渡邉善太郎社長は、「我々の技術が環境保護と経済活性化の両方に寄与することを願っています」と話しています。

プロジェクトの進行予定



両プロジェクトは、2025年の初頭から準備期間に入り、4月から2026年3月までの大規模な検証フェーズが予定されています。これにより、北海道のエコシステムの発展が期待され、地域の環境問題解決や経済活性化にも寄与することでしょう。

STARTUP HOKKAIDOの背景



STARTUP HOKKAIDOは、私たちの未来を見据えたスタートアップを支援するために設立されました。実行委員長の土田美那は、スタートアップの成長が地域社会全体に良い影響を与えると信じています。彼女は、「このプログラムが北海道の未来に明るい光をもたらすことを願っています」と述べました。

まとめ



これらのプロジェクトは、北海道特有の資源を活かし、地域の環境と経済の双方向に貢献する可能性を抱えています。環境エネルギー分野のスタートアップを支援する取り組みは、持続可能な社会の実現を目指す重要なステップです。北海道が全国に誇るエコシステムを創出するために、今後の進展に注目が集まります。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

会社情報

会社名
STARTUP HOKKAIDO実行委員会
住所
北海道札幌市中央区北一条西2丁目札幌市役所本庁舎19階 社交場ヤング
電話番号
011-211-2379

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。