サッポロホールディングス、共働き支援の模範企業に選定
サッポロホールディングス株式会社が、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「Nextなでしこ共働き・共育て支援企業」に2年連続で選出されました。この選定は、共働きや共育てを支援する企業の中でも特に優れた取り組みを行っている上場企業が対象となります。
企業としての取り組み
同社は、男性が育児に積極的に関わることを支援する仕組みを整備しています。「休職職場応援ポイント制度」を新設し、男性の育児休業取得率とその取得日数の向上に注力しています。この結果、傘下のサッポロビールでは2023年に男性の育児休業取得率が100%に達し、平均取得日数も増えていることが報告されています。
育児に関わることで、社員の働きやすさが向上し、職場全体のエンゲージメントも高まります。サッポロホールディングスは、「潤いを創造し豊かさに貢献する」という経営理念のもと、多様な人材が活躍できる環境を提供し、柔軟な働き方の実現を目指しています。
男女問わず育児参画を促す文化
同社は、「共働き・共育て」という理念のもと、以下のいくつかの具体的な施策を推進しています。
1.
情報発信と啓発
育児休業を取得した男性社員の経験談を社内のイントラネットなどで発信し、全社員が育児に関心を持つようにしました。また、出生時には人事部長からのお祝いメールを送信し、各種制度の理解が深まるようにしています。
2.
共育てのすすめ
パートナーの妊娠報告ができる仕組みを導入し、約68%の男性社員が活用しています。これは長期育児休業の取得を促進する要因となっています。また、育児を楽しむためのガイドブックを作成し、実用性を高めています。
3.
制度の整備
育児休業中の社員をサポートした社員の貢献度を可視化し、評価ポイントに加える制度を導入しました。これにより、社員同士が助け合う文化が醸成されています。さらに、収入シミュレーションシートを提供し、休業中の不安を軽減するサービスも展開しています。
女性活躍推進の視点
サッポロホールディングスは、女性が性別を意識せずにキャリアを築ける環境を整えることにも力を入れています。2026年には女性管理職比率を12%、2030年には20%に引き上げる目標を掲げ、各種研修や面談を通じて女性社員の成長を後押ししています。
このように、サッポロホールディングスは男性も女性も共に育児に関わり、職場全体が協力して新たな価値を生み出す取り組みを進めています。企業としての社会的責任を全うし、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指します。
お問い合わせはサッポロビール株式会社お客様センターまで、電話0120-207-800でお願いいたします。