株式会社メビウス製薬による新たな挑戦
東京都港区に本社を置く株式会社メビウス製薬は、最近Shopify上にて日本初の「サブスク×後払い」サービスを自社の公式通販サイト「SIMIUS公式通販」でスタートしました。この機能の実現により、顧客ニーズに合った柔軟なサービスを提供できるようになりました。ここでは、その背景や期待される効果について詳しくお伝えします。
従来の課題とShopifyの導入
メビウス製薬は、創業から20年を迎え、化粧品の単品リピート通販を主要な事業として成長を果たしてきました。しかし、近年の広告費高騰や市場環境の変化により、従来の販売モデルには限界が見えてきました。このため、会社は事業モデルの転換を決意し、柔軟で可変型のサブスクリプションモデルへの移行を目指しました。
そこで選ばれたのが、ECプラットフォームとしてのShopifyです。従来の顧客獲得手法から脱却し、新たな収益機構を確立するためには、Shopifyが最適な選択肢であると判断されたのです。しかし、Shopifyの採用には「後払い」決済のニーズも考慮しなければならないという壁が立ちはだかっていました。
新機能の実装とその影響
従来のECサイトでは後払いの利用が非常に高いため、Shopifyへの移行には関心を持っている企業も多いのですが、後払い決済への対応が不足していたため、導入に慎重である企業も数多く存在していました。特に、他のECカートを利用していた企業にとっては、この「サブスク×後払い」機能の実装が移行の大きな決め手となっていました。
この課題を打破するために、メビウス製薬はEC構築支援企業のハックルベリーと協力し、Shopify JapanやShopifyグローバル本社とも連携して共同開発プロジェクトを立ち上げました。最終的には、5社のチームワークによって、Shopify上での「サブスク×後払い」機能が生まれました。
スムーズな運用の実現
この新しい機能は、Shopifyのエコシステムに組み込まれ、店舗側では簡単に導入できる仕組みになっています。手続きは従来の管理画面をそのまま利用しつつ、新しい支払い方法として後払いを追加するだけで、スムーズに運用できます。これにより、顧客は利便性の高いサービスを享受できるようになるのです。
期待される市場へのインパクト
メビウス製薬によるこの取り組みは、国内のD2Cブランドを中心に今後の市場において新たな収益機会を提供することが期待されています。サブスクリプションサービスと後払いの組み合わせは、特に新たな顧客層の開拓につながります。
プロジェクトに寄せられたコメント
メビウス製薬のエグゼクティブ・オフィサーである高橋宏祐氏は、「この取り組みにより、従来のECモデルから脱却し、今後のビジネスの土台を築けると確信しています」とコメントしています。また、Shopifyのコマーシャル、セールスディレクターのGareth Davies氏からも、「メビウス製薬様が新たなプランを導入されることに非常に嬉しく思っています」との祝辞が寄せられました。
このように、メビウス製薬がShopifyでの「サブスク×後払い」の導入を果たすことにより、業界に新たな風を吹き込んでいます。新しいサービス斬新なビジネスモデルが、これからの消費者にどのような価値を提供し、経済にどのように影響するのか、今後の展開に注目です。
会社情報
さて、最後に株式会社メビウス製薬についての基本情報をご紹介します。会社は東京都港区に拠点を置き、美容と健康を通じてお客様の人生に輝きを提供することを使命としています。特に「SIMIUS」シリーズに特化した商品群は、シミやアンチエイジングといったニーズに応え、多くのお客様から支持を受けています。
公式サイト :
SIMIUS公式通販
会社概要
- - 代表取締役:長谷川 貴一
- - 設立:2006年7月31日
- - 所在地:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー43階
- - 業務内容:化粧品の製造業及び卸小売業