RITのSPG-Rが新機能を追加！生成AIで仕様書作成が革新

RITの「SPG-R」が新たな挑戦を始める

株式会社RITが提供する「SPG-R」は、業務での効率化を追求するために、生成AIを活用した自動仕様書作成の最前線を走っています。本サービスは、特に企業のレガシーシステムにおけるブラックボックス化や属人化による情報分断を解消し、仕様書作成や更新の負担を軽減することを目的としています。

2024年7月のメジャーアップデート以降、SPG-Rには多くの新機能と改善が続々と追加され、実務での利便性が格段に向上しました。この中で特に注目されたのが、チャットボット型のQ&Aアシスタント機能の新搭載です。

Q&Aアシスタント機能とは？

このQ&Aアシスタントは、アップロードされたソースコードを学習し、ユーザーが対話形式で質問を行うことができる機能です。これにより、仕様書の理解がより深まり、その活用方法にも革新がもたらされています。この機能は、特定のプロジェクトに特化した質問が可能で、あらかじめ生成された質問例も表示されますので、初めて利用する方でも使いやすい仕組みになっています。また、回答には関連するソースコードへのリンクが添付されており、正確性をその場で確認することが可能です。

さらに特徴的な点として、Q&Aアシスタント機能には“非課金モード”が新たに追加されました。これにより、課金トークンを消費することなく機能を試すことができ、より多くのユーザーがこの新機能を体験できるようになっています。

その他の新機能

新たなQ&Aアシスタントに加え、以下のような機能も追加・改善されています。

- 図の自動出力：画面遷移図や機能情報関連図などが自動的に生成され、関係者間の認識をスムーズにする手助けをしています。出力された図は、Mermaid記法に基づいて編集も可能です。
- リビジョン管理機能：仕様書を生成・編集する度に保存されるバージョンを確認・比較でき、必要に応じて任意のバージョンへの復元が可能です。これにより、生成AIの特性である出力の変動に柔軟に対応できます。
- 柔軟な権限管理：管理者と一般ユーザーの役割を分け、プロジェクト単位での閲覧・編集権限の設定が可能になり、チーム運用時のセキュリティが高まっています。
- Word形式でのアウトプット：全てのアウトプットをWordファイルにエクスポート可能になり、社内外での共有や修正が容易になりました。
- 同一メールアドレスでの複数組織対応：一つのメールアドレスで異なるチームや企業に跨る利用ができるように改善されました。

日々の操作性も向上

今回のアップデートに伴い、Figmaを使用した視覚的な解説が導入され、アップロード前のトークン量表示やアウトプットの構成整理など、日常の操作性も向上しています。

これらの新機能と改善により、SPG-Rは単なる「仕様書作成ツール」から、「仕様の可視化・理解・活用」を支援する次世代の業務基盤へと変貌を遂げました。現在、無料トライアルを実施中ですので、この機会にぜひSPG-Rを体験してみてはいかがでしょうか。

会社の背景：株式会社RITについて

株式会社RITは、国内の主要な企業からスタートアップまで、デジタルトランスフォーメーションの推進や新規事業開発を支援することを目指しています。大手コンサルティングファーム出身の専門家たちが集まり、エンジニアやデザイナー、マーケターがチームを組み、新規事業の企画から発展、また業務改革の課題認識から要件整理、ツール導入までをワンストップで支援する体制を築いています。