CIOシェアリング協議会が新たな道を切り開く
近年、企業のIT投資はますます重要性を増しています。それに伴い、CIO(最高情報責任者)という役割も進化しています。そのため、一般社団法人CIOシェアリング協議会が設立され、新しい働き方のモデルを提案しています。ここでは、その協議会の設立背景や活動内容を詳しくご紹介します。
CIOシェアリング協議会の目的
CIOシェアリング協議会は、企業のIT投資を成功に導くために、CIO系人材の知見や時間をシェアする「CIOシェアリング」という新しいアプローチを提唱する団体です。この協議会は、個々のCIOが持つ専門知識を最大限に活用し、企業におけるIT活用の促進を目指しています。
一般社団法人化の経過
自らの理念を実現するために、CIOシェアリング協議会は2019年の9月に設立され、その後準備団体として活動を続けてきました。そして2021年2月1日、正式に一般社団法人として登記されました。この法人化により、より多くの情報発信や活動の拡充が期待されています。
活動内容
CIOシェアリング協議会では、CIOが企業において専属で雇用されるのではなく、非常勤として必要なときに各企業に知見を提供する新しい働き方を促進しています。そのために以下のような活動を行います。
1.
講演会やセミナーの開催
業界のトレンドに合った講演イベントを企画し、CIOシェアリングの重要性を広めています。
2.
研究と啓発活動
CIO人材のシェアの方法についての研究を行い、その成果を広く知らせるための活動をしています。
3.
業務ノウハウの勉強会
IT投資や発注業務に関する勉強会を開催し、参加者のスキル向上を図ります。
4.
診断や相談サービスの提供
ユーザ企業を対象に、IT活用に関する診断や相談を行います。
5.
インタビュー記事の掲載
CIOに対するインタビューを通じて、実際の状況や知見を紹介します。
6.
コラム記事の発信
時事ネタやトレンドに関するコラムを定期的に発表し、最新の情報を追求します。
会員の募集
CIOシェアリング協議会では、個人や法人の会員を募集中です。ITの活用に課題を感じている方や新たなキャリアパスを模索している方は、ぜひ加盟をご検討ください。また、調査活動への協力者も募集しています。
さらに、メルマガ会員の登録も受け付けています。最新情報をいち早く知りたい方は、次のURLからご登録ください。
壮大な未来を目指して
CIOシェアリング協議会は、企業が求めるIT人材に新たな価値を提案し、CIOの貴重な知見を広めることを目指しています。今後、より多くの企業がこの新しい働き方を取り入れ、IT活用によるイノベーションを実現していくことでしょう。
代表理事の谷川秀樹氏をはじめとする多彩なバックグラウンドを持つ理事たちが、それぞれの分野での経験を活かし、協議会の発展に貢献しています。今後の展開にぜひご注目ください。