伊藤組土建の新しいユニフォーム
伊藤組土建株式会社は、創業132周年を迎えた2023年に8年ぶりとなるユニフォームの全面リニューアルを発表しました。この新しいユニフォームは、2025年10月1日から着用が始まります。リニューアルは、社員の意見を基に作成され、より働きやすい環境作りを目指す中期経営計画「新中期ビジョン2028」の一環です。
リニューアルの背景
2023年の夏からユニフォームの調査を始め、2024年1月には専任のプロジェクトチームが発足しました。若手社員を中心としたこのチームは、各部署からの意見を集め、デザインや機能性についての議論を重ねました。社内アンケートやヒアリングを通じて、実際の作業現場での試着も行われ、約一年にわたる慎重な検討がなされました。
新ユニフォームの特徴
新ユニフォームは、伊藤組土建らしさを表現したデザインが特徴です。ブルゾンとパンツはコーポレートカラーのネイビーを基調にし、サックスブルーをアクセントに加えています。ブルゾンの背中には、伊藤組土建の社章「ひしこ」をモチーフとした縫製が施されています。長袖シャツは爽やかなサックスブルーを基調とし、清潔感を重視したデザインとなっています。
快適性と安全性の確保
新たに採用された「ダイナモーションフィット」は、人間工学に基づいた快適な動作を考慮した設計が施されています。また、「ミズノデオドラントテープ」という消臭素材も使用されており、快適性を重視した設計となっています。職場での熱中症対策のために新たに導入された半袖ポロシャツも注目です。
多様性への配慮
増加する女性社員に配慮し、透け防止や化粧品汚れが目立たない濃色が選ばれました。サイズは男女を問わないユニセックス規格にし、多様な働き方に対応。これにより、すべての社員が安心して着用できるユニフォームが実現されています。
環境への配慮
地球環境を意識し、使用する生地にはケミカルリサイクル素材を採用。ユニフォームが役目を終えた後は、リサイクル処理が行われます。これにより、企業の環境への取り組みも強化されています。
企業のコメント
ミズノ株式会社は、企画・製作のパートナーとして今回のプロジェクトに参加。「働く皆様の声に耳を傾け、実用性と快適性を兼ね備えたユニフォームが完成した」とコメント。また、伊藤組土建の社長、大谷正則氏も「ユニフォームを通じて社員の健康と豊かな生活を実現する」との意気込みを示しています。
この革新的なユニフォームは、伊藤組土建の未来の発展を支え、持続可能な働き方を実現する一助となることでしょう。これからの新しいユニフォームに注目です。