聖路加国際病院が誇る特定機能病院への道
聖路加国際病院が2020年12月1日、厚生労働大臣から特定機能病院として承認されました。この承認により、病院は高い医療提供能力を有していることが公式に認められ、さらなる医療の高度化に取り組むことができます。
特定機能病院は、第一次医療法の改正を受けて1993年に導入された制度で、高度な医療の提供や医療技術の開発、研修を行う能力を求められています。聖路加国際病院は、全国で87の特定機能病院のひとつであり、その中でも民間の総合病院として承認を受けたのは今回が初めてのことです。
福井次矢院長のビジョン
聖路加国際病院は、院長の福井次矢氏が2005年からのフェーズで進めてきた「エビデンスに基づく安全で質の高い医療を、思いやりある応対で提供する」というビジョンのもと、さまざまな取り組みを行ってきました。これには、国際機関からの認証を受けるための医療の質や安全性の向上、先進医療の実施、医療専門職の教育、新しい医療技術の開発が含まれます。
医療の国際化と研究の推進
特に、医療の国際化を進めることで、さまざまな国々との連携を深め、最新の医療技術と知識を取り入れる姿勢も大事にしています。これは、聖路加国際病院が医療の提供だけでなく、教育や研究の面でも国際的な地位を築く重要なステップでもあります。
社会における役割の重要性
この特定機能病院としての承認は、聖路加国際病院にとっては長年の努力の成果です。職員全員がこの喜びを共有しつつ、さらに重い責任を感じているとのことです。特に医療界においては、自身が果たす役割の大きさを再認識し、今後の患者さんへの対応を一層充実させていく必要があるとのことです。
未来へ向けた取り組み
今後、聖路加国際病院は、患者からの信頼を獲得し続けるために、さらなる医療の質向上に努めます。一層の安全で質の高い医療の提供はもちろん、高度な医療と研究、教育実践を進めていくことで、日本の医療の発展にも寄与していく考えです。
お問い合わせ先
聖路加国際病院の詳細やお問合せは、以下のリンクをご参照ください:
聖路加国際病院公式サイト
- - 住所: 東京都中央区明石町9-1
- - 電話: 03-6226-6366
- - FAX: 03-6226-6376
- - E-mail: [email protected]
この新たな承認がもたらす変化を通じて、聖路加国際病院が目指す医療の未来に期待が寄せられています。