Wi-Fi HaLowの未来を切り拓く、モースマイクロとGateworksの提携
モースマイクロとGateworksの新たなパートナーシップ
2026年5月8日、オーストラリアのモースマイクロ(Morse Micro PTY. LTD.)が米国のGateworksを初のグローバル・デザインハウス・パートナーに選定したことを発表しました。この選定は、Wi-Fi HaLowチップソリューションの普及を加速させるための重要な一歩です。
デザインハウス・パートナー・プログラムの趣旨
モースマイクロが今年初めに立ち上げたデザインハウス・パートナー・プログラムは、Wi-Fi HaLowの商用化を目指すために、厳選されたデザインハウスやシステムインテグレーターとの協力を正式に進めることを目的としています。このプログラムにより、IoT市場において顧客がより迅速に高性能なソリューションを導入できるよう支援する仕組みを構築しています。
Gateworksの役割と強み
Gateworksは、産業用設計において豊富な経験を持つ一流の企業であり、Wi-Fi HaLowの導入において早くからリーダーシップを発揮してきました。同社は「GW16167 Wi-Fi HaLow M.2カード」や「GW11048-7開発キット」を提供し、IoT市場におけるWi-Fi HaLowの普及に寄与しています。これらの製品は、産業オートメーションやスマートエネルギーなど、多様なユースケースに対応したソリューションを開発者に提供します。
新たなニーズへの応答
IoT市場が成熟する中で、顧客は長距離での接続や低消費電力、エンタープライズグレードのセキュリティを求める傾向が強まっています。このプログラムは、これらのニーズに応えるために設計され、顧客が構想から導入までを迅速に進められるよう支援しています。
モースマイクロの共同創業者兼CEOであるマイケル・デニル(Michael De Nil)氏は、「Gateworksは本プログラムにおいて非常に適したパートナーです。我々のチームは、高性能な半導体を実際の産業環境に適用するノウハウを持っています。Gateworksの参加により、我々の能力は一層強化され、顧客にとっての価値が増大します」と述べています。
Gateworksのビジョン
Gateworksの営業・事業開発担当バイスプレジデントのケリー・ペラルタ(Kelly Peralta)氏は、同社のWi-Fi HaLowの能力を実際に体験していると話します。彼女は「このプログラムに参加することで、顧客がスムーズかつ迅速に実用段階のソリューションを構築できるようサポートできる」と期待を寄せています。
Wi-Fi HaLow技術の革新
モースマイクロは、次世代のWi-Fi HaLow技術において、業界をリードしています。長距離かつ低消費電力の通信を可能にし、これにより接続デバイスの通信範囲は従来のWi-Fiネットワークの10倍に、そのカバー面積は100倍に拡大されます。この技術革新は、スマートホームや産業オートメーション、スマートシティなど、あらゆる分野においてIoT接続の進化を促進します。
モースマイクロとGateworksの提携は、Wi-Fi HaLowの商用化を加速し、IoT市場に新たな可能性をもたらすことでしょう。この連携によって、より多くの企業が低消費電力で長距離の接続を実現し、さらに高いセキュリティを持つソリューションを導入することが期待されます。今後の展開が楽しみです。
会社情報
- 会社名
-
Morse Micro PTY. LTD.
- 住所
- Level 8, 10-14 Waterloo Street Surry Hills, NSW 2010
- 電話番号
-