位置情報開発の新たな扉を開く書籍
株式会社秀和システムから2024年8月24日に発刊される新刊『現場のプロがわかりやすく教える位置情報デベロッパー養成講座』は、位置情報技術を学びたい方にとって必見の一冊です。この書籍は、2023年3月にリリースされた『現場のプロがわかりやすく教える位置情報エンジニア養成講座』の続編として位置情報データのサーバーサイド実装について詳しく解説します。
位置情報技術の必要性
位置情報技術は近年、さまざまな分野で利用されており、特にアプリケーション開発では欠かせない要素となっています。しかし、これまで位置情報関連の資料は散在しており、初心者にとっては情報を集約するのが難しい状況でした。そんな中で刊行された「位置エン本」が、この問題に一定の解決をもたらしました。しかし、クライアントサイドに特化していたため、サーバーサイドに関する情報が不足していることが課題として残っていました。
新刊の目的と内容
新書『位置情報デベロッパー養成講座』は、そんなギャップを埋めるために書かれています。サーバーサイド実装に特化し、位置情報アプリケーションの全体像が理解できるように構成されています。また、初めて位置情報データに触れる方には、まず「位置エン本」を読んでから本書に進むことを推奨しています。
この新刊では、前半の「知識編」で基礎知識を固め、後半の「実践編」でその知識を実際のアプリケーション開発に応用するためのハンズオンが用意されています。実践編では、サンプルコードをGitHubで公開しており、読者が手を動かしながら学べるよう配慮されています。
知識編の詳細
この部分では、下記の内容が含まれています:
1.
位置情報の基礎知識:『位置エン本』の内容の復習を行い、本書の概要を理解します。
2.
位置情報データの配信方法:位置情報データを配信する上で重要な技術や手法を解説します。
3.
位置情報データとデータベース:データベースで位置情報データを扱う際の選択肢や方法を学ぶことで、実践的な知識を得ます。
実践編の内容
実践編では以下のトピックがカバーされています:
1.
タイルサーバーの実装:地図タイルを利用したサーバーの開発を行います。
2.
ベクトルデータのCRUD処理:データベースを利用したベクトルデータの基本操作を練習します。
3.
衛星画像配信サーバーの構築:衛星画像を例に、ラスターデータを配信するサーバーを開発します。
4.
アプリケーション開発の集大成:学んだ技術を駆使して、複合的なアプリケーションを開発します。
書籍概要
- - 書名:現場のプロがわかりやすく教える位置情報デベロッパー養成講座
- - 著者:井口 奏大
- - 定価:2,970円(税込)
- - 発売日:2024年8月24日
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