360ベイスターズの魅力
2016-03-21 15:40:04
横浜DeNAベイスターズとGalaxyが新たな観戦体験を提供する360ベイスターズとは
横浜DeNAベイスターズとGalaxyが共同開発した新しい観戦スタイル
横浜DeNAベイスターズとモバイル製品のリーディングブランドGalaxyが提携し、斬新な試み「360ベイスターズ」を開始すると発表しました。この取り組みにより、スポーツ観戦のスタイルが大きく変わろうとしています。この新たな映像体験は、現地に足を運ぶファンや、遠方の支持者にもアクセスできる利点をもたらします。
360ベイスターズの概要
「360ベイスターズ」は、Galaxyのゴーグル型ヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」を使用し、360度の映像コンテンツを提供するサービスです。この技術により、観客は球場にいるかのような臨場感を体験することができます。2015年12月に発売された「Gear VR」は、その高解像度の映像とコードレスの使い勝手で、すでにゲームやエンターテインメントなどさまざまな分野で活用されてきました。
具体的なサービス内容としては、以下が挙げられます:
1. 動画アーカイブ:横浜DeNAベイスターズの360度映像コンテンツが、公式ホームページ内の特設サイトでシーズン中に毎月配信されます。
2. 360度映像体験ブース:主催試合の71試合で、横浜スタジアム内に体験ブースが設置され、来場者は「Gear VR」を通じて360度映像を楽しむことができます。ここでは限定キャンペーンも展開される予定です。
3. スカイバーカウンター:全14BOXのスカイバーカウンターには、各1台ずつ「Gear VR」が設置され、無料で360度コンテンツを視聴できる特別な体験が用意されています。
4. オリジナルコラボ商品:公式グッズショップなどで「Gear VR」や「Galaxy Gear S2」のベイスターズコラボ商品が販売される予定です。
このプロジェクトの背後には、横浜DeNAベイスターズの「コミュニティボールパーク」構想があり、ファンが新たな観戦体験を楽しめる球場作りを目指しています。この取り組みを通じて、ファンたちは未体験の興奮を味わうことができ、ゲームの魅力を新たな視点から楽しむことが可能となります。
代表のコメント
発表会では、横浜DeNAベイスターズの池田純代表取締役社長と、サムスン電子ジャパンの堤浩幸CEOが登壇しました。
池田社長は「昨年多くのお客様にご来場いただいた中で、チケットの取りづらい試合が増えてきました。そのため、この新しい観戦スタイルを模索していたところ、Galaxyとの協業が実現した。」と語りました。これに対し堤CEOは「2020年東京オリンピックを控え、新しい観戦スタイルが求められていた中で、野球界初のこの取り組みは、業界全体にとってモデルケースとなるでしょう」と意気込みを示しました。
また、選手達もこの新しい試みについて肯定的のようです。筒香嘉智選手は、360度映像を体験し、「リアルにプレイしている感覚を味わえた。この体験を多くの人にも楽しんでもらいたい」とコメント。山崎康晃選手も、自身の投球を新しい視点で確認でき、非常に勉強になったと話しました。彼らは「360ベイスターズ」を通じて、ファンとの距離がさらに縮まることに期待を寄せています。
未来のスポーツ観戦
「360ベイスターズ」は、今後のスポーツ観戦の新しいスタンダードになり得る可能性を秘めています。テクノロジーの進化がもたらす新たな視点で世界中のファンにアプローチするこの取り組みが、どれだけ多くの人々の心をつかむのか、今後の展開に注目です。新たな「野球観戦」のスタイルがどのような形で発展していくのか、期待が高まるばかりです。
会社情報
- 会社名
-
サムスン電子ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都千代田区富士見2-10-2飯田橋グラン・ブルーム
- 電話番号
-
03-6333-2000