MASTとベター・プレイスが業務提携、離職率改善を目指す新サービス開始

MASTとベター・プレイスの提携で企業支援を強化

株式会社MASTと株式会社ベター・プレイスは、企業の人材定着を支援するために業務提携を結びました。この取り組みでは、MASTが開発した組織診断サービス『Teichaku Marker』を活用し、ベター・プレイスが推進する『はぐくみ企業年金』を導入している企業に対して、離職要因分析や人材定着の支援を行います。

業務提携の背景

現在、企業における人材の定着や職場環境の改善は、急務な課題とされています。その中で、ベター・プレイスが提供する『はぐくみ企業年金』は、特に中小企業を中心にまずまずの普及を見せており、従業員の資産形成を支援する「お金の福利厚生」として注目されています。この制度は、福祉や医療従事者など、社会の基盤を支える方々の安心した働き方に寄与することを目的としています。

一方で、MASTが開発した『Teichaku Marker』は、データ分析を通じて離職要因を洗い出し、企業が定着率を向上させるための施策を提案するツールです。この分析では、過去のデータをもとに離職要因を可視化し、具体的な改善策を企業に提示します。

両社の提携により、『はぐくみ企業年金』導入企業の従業員の離職要因を詳しく分析し、導入後の定着率向上に繋がる効果を可視化することが狙いです。このように職場環境の改善を目指すことで、従業員がより満足して働ける企業を創出することが期待されます。

MASTの具体的な取り組み

提携の一環として、MASTは以下のような取り組みを進めます。

1. 定着度診断の実施: 『はぐくみ企業年金』導入企業へ、従業員の組織に対する定着度や離職要因を可視化するためのデータ分析を行います。これにより、リスクの高いチームや離職意向が強い要因を特定します。

2. 改善提案の供給: 分析結果に基づいて、定着率を向上させるための具体的なアクションプランを提案します。経営者や人事担当者が効果的に施策を実行できるようサポートします。

3. 効果測定と分析: 『はぐくみ企業年金』を導入した企業において、定着度の変化を測定し、今後の改善点を特定します。

提携の効果と期待される成果

この提携が実現すれば、企業の定着率を向上させ、従業員が安心して働ける環境を整えることができるでしょう。これにより、働く現場での満足度を高め、企業の成長へと貢献することを目指します。今後も双方は、サービスの向上に努め、企業と従業員双方にとって有意義な取り組みを進めていく方針です。

提携先企業情報

株式会社ベター・プレイス

- 本社: 東京都新宿区市谷本村町1-1 住友市ヶ谷ビル15F
- 代表者: 代表取締役社長森本新士
- 事業内容:

- 企業年金DXシステム「はぐONE」の提供
- 「はぐくみ企業年金基金」の導入設計・サポート
- 企業型確定拠出年金の導入設計・サポート

- コーポレートサイト: ベター・プレイス

はぐくみ企業年金について

『はぐくみ企業年金』は、社会の基盤を支える福祉・医療従事者の資産形成を目的とした企業年金制度です。2018年からスタートし、現在では多くの中小企業に導入されています。この制度は、柔軟な受給選択肢やDXによる手続き効率化を特徴とし、利用率が高く、従業員の満足度も向上しています。

Teichaku Markerについて

『Teichaku Marker』は、従業員が組織をどのように感じているかを可視化し、離職率の改善に寄与するツールです。このツールを利用することで、企業は組織の現状を把握し、具体的な対策を講じることが可能となります。

株式会社MASTについて

MASTは、企業の人材定着や育成、採用支援に特化した事業を展開しており、医療・介護・福祉領域に強みを持っています。700件以上のプロジェクト実績を有し、組織改善に向けた支援を全国で行っています。

以上の取り組みを通じて、MASTとベター・プレイスは企業の持続可能な成長を支援し、社会全体の働きやすい環境づくりに貢献していきます。