UNDEFEATED上海店オープン
8月26日、ロサンゼルスに本拠を置くスニーカーブティック「UNDEFEATED」が、上海に新店をオープンしました。この店舗は、中国最大規模を誇り、創業者のJames Bond氏とEddie Cruz氏の情熱が込められています。UNDEFEATEDは国内外の様々なブランドとのコラボレーションを展開しており、それぞれのアイテムが創業当初のエネルギーを反映しています。
デザインのこだわり
新店のデザインを手がけたのは、日本人デザイナーの呉勝人氏が率いる「THE TRIANGLE.JP」です。彼は、銀座蔦屋書店や中国のDEJI PLAZAなど多くの人気スポットを手がけ、国内外でその名を馳せています。呉氏は、UNDEFEATEDの既存のデザイン要素を分析し、ストリートカルチャーと東洋文化を融合させることで新たなデザインを構築しました。
特に重要視されたのは「サステナビリティ」と「リサイクル」という理念です。店舗の床や壁は既存のものを大切にし、機能性と美観を両立させることを重視しています。たとえば、エントランスに設置された大テーブルは、廃棄されたバスケットボールのバックボードを利用し、特殊な技術で組み立てられています。このように、環境に配慮しつつ、ブランドのスポーティなDNAを表現しているのです。
文化的コンセプト「East meets West」
上海店の特徴的なデザインは、「East meets West」と名付けられた文化的コンセプトに基づいています。ここでは、アジアの「禅」の思想を感じさせる要素が取り入れられており、店内には「枯山水」や木の装飾が施されています。これにより、スポーティなブランドの個性と新たな価値観が共存しています。
アートワークの展示
店舗の奥には、UNDEFEATED設立当初から関わるLA在住のアーティストGeoff McFetridge氏による特別なアートワーク「The Loneliness of a Giant」が展示されています。この作品は、地元のトレンドセッターたちに新たなカルチャーのプラットフォームを提供する役割を果たしています。開店当初から、UNDEFEATEDは地域のクリエイターたちとの交流の場ともなっており、コミュニティとしての意義を深めています。
地元の反響
オープニングイベントは、多くのストリートカルチャーのファンやメディアで盛り上がりを見せ、早くも人気を集めています。UNDEFEATED上海店は、アジアのファッションシーンの中で注目の存在となっており、今後の展開が楽しみです。
UNDEFEATED上海店の概要
- - 場所: 上海市静安区南京西路789号興業太古汇L1層N152店
UNDEFEATEDの新たな風が作用する上海、そのエネルギーと創造性をぜひ体験してみてください。