ミャンマーの地震に迅速に対応するジャパンハート
2023年3月28日、日本時間午後3時20分ごろ、ミャンマー中部マンダレー付近でマグニチュード7.7の大地震が発生しました。この地震は甚大な被害をもたらし、多くの建物が崩壊するといった深刻な状況が報告されています。
これを受け、国際医療NGOである特定非営利活動法人ジャパンハートが、3月29日より現地に緊急調査チームを派遣することを決定しました。ジャパンハートは1995年からミャンマーで医療支援を行っており、その医療拠点は地震の震源地近くに位置するワッチェ慈善病院です。
現地の状況と支援活動
現地からの報告によると、地震の揺れは非常に激しく、特にザガイン管区やマンダレー周辺では多くの建物が倒壊したとのことです。地震後の通信状況が依然として不安定なため、正確な被害状況の把握が難しい状況ですが、ジャパンハートは被害が見込まれる地域の医療従事者を含むスタッフを派遣し、緊急調査を開始しました。
調査の結果によっては、ワッチェ慈善病院の修繕や被災地への支援活動を展開する予定です。また、ジャパンハートが運営するヤンゴン事務所や養育施設「Dream Train」についても、スタッフや患者、施設の子どもたちについての安否はすでに確認済みです。
支援の呼びかけ
この度の地震に対する支援として、ジャパンハートでは「ミャンマー地震緊急支援」のための寄付を受け付けています。支援先の詳細は、ジャパンハートの公式ウェブサイトで確認可能です。このような緊急時には、多くの人々の協力が必要です。支援活動に対する寄付を通じて、一人でも多くの被災者を助ける取り組みにご協力いただければと思います。
まとめ
ジャパンハートは、医療の届かない場所に医療を届けることを使命とし、設立以来、ミャンマーやその他の開発途上国でさまざまな医療支援を行ってきました。今回の地震への迅速な対応もその一環であり、持続的な支援を通じて被災者の生活再建に寄与することを目指しています。今後も引き続き情報を更新し、必要な支援を行っていく所存です。