2025年11月7日から10日の期間、台北市の南港展覧館で開かれた「台北国際旅行博2025(ITF2025)」で、日本ゾーンが見事に「最優秀人気賞」を受賞しました。昨年を上回る365,302名の来場者が集まり、特に最終日の11月9日には過去10年で1日最多となる123,654人が来場。開幕初日の訪問者として、頼清徳総統が日本ゾーンを訪れ、檜垣常務理事が歓迎の挨拶を交わし、記念品が贈られました。
本年の日本ゾーンは、過去最大規模となっており、110の団体、207のブースが勢揃い。他国の出展数を大きく上回り、来場者からの高い人気を誇ります。特製ステージでの各種イベントは連日盛況を極め、多彩なブースや出展者の工夫が光りました。実際、日本ゾーンを目指して訪れる来場者も多かったことが、最優秀人気賞受賞の要因となったのです。
ITF2025の成功に先立ち、11月6日には日本観光振興協会が主催した商談会が台北市内で開催されました。この商談会には、過去最高の100団体が参加し、台湾の旅行会社やメディアからも100社以上が来場し、活発な情報交換が行われました。特に、マーケティング効果を高めるために台湾メディアへの広告宣伝を強化し、その露出を増加させる新たな取り組みも実施しました。
来年2026年のイベントには、「台湾国際旅行博(ITF)」という新たな名称が採用される予定です。開催の日程は、2026年11月6日から9日となり、商談会は11月5日に行われる予定です。これからも日本の観光業界と台湾の結びつきがさらに強化されることが期待されます。出展者や来場者にとって、この博覧会は貴重な交流の場となり続けるでしょう。
この度の日本ゾーンの大成功は、日本の観光振興の証であり、未来に向けた新たなスタートにもなります。日本観光振興協会の菰田会長は、今回の結果を受けて、さらなる発展を期待し、来るべき旅行博の準備が着実に進められることを誓いました。今後の日本と台湾の観光交流に注目が集まります。