周防大島の未来を支える環境保護イベントの活動報告
近年、私たちが心がけるべきことの一つが、自然環境の保護です。その中でも周防大島のような美しいエリアでは、環境保護活動の重要性が益々高まっています。2025年9月17日と18日の二日間、周防大島にて「周防大島の環境保護を考えるイベント」が開催されました。本イベントは、海と森の保全について学び、実際に行動に移すことを目的としています。
本イベントは、戸田建設とそのグループ会社である東和観光開発が主催し、広島市立大学、地元の学校など多くの方々が参加。約60名が現地に集まり、海の保護をテーマにした様々な活動が展開されました。特に注目されるのは、周防大島に自生するニホンアワサンゴの保護活動で、参加者は午前中、学びと思いを深めるプログラムに参加しました。
1. 本イベントの背景
周防大島は、瀬戸内海に位置する自然豊かな島で、美しい海と山々が魅力です。特に、島の中央にある地家室海域公園は、世界最大級のニホンアワサンゴ群生地として知られています。この貴重な群生地は、落葉樹の森からの湧水によって育まれ、森の保水効果がニホンアワサンゴに良い環境を提供しています。しかし近年、海洋浮遊物が増加し、サンゴに対する影響が懸念されているため、私たちの活動が必要不可欠です。
2. イベント内容概要
本イベントでは様々なプログラムがあり、以下の活動が行われました。
(1) ニホンアワサンゴの理解
周防大島町の中央に位置する施設で、自然公園指導員の藤本正明氏による講演が行われました。参加者はニホンアワサンゴの生態、環境、保護活動について学ぶことで、保護の重要性を実感しました。
(2) 森での生物学習
アベマキの森では、環境保護と生物多様性を促進するための竹炭の散布と農道の清掃作業を行いました。この活動は、土壌改善に貢献し、地域の生態系の重要性を理解することを目的としました。
(3) ビーチクリーン
牛ヶ首海岸と片添ヶ浜の二か所で実施されたビーチクリーンでは、ゴミを回収し、海の美しさを保つ取り組みを行いました。広島市立大学や東和小学校の学生たちが参加し、地域の環境保護に向けた意識を高めることができました。
(4) 未来世代に向けたレクチャー
また、地域の子ども達に向けた環境問題についての学びの機会も提供され、自らの未来について考える場ともなりました。
3. 持続可能な地域づくりに向けて
戸田建設は、「Build the Culture.人がつくる。人でつくる。」というスローガンのもと、持続可能な社会の実現を目指しています。周防大島の歴史や文化、自然を守りながら旅行客には特別な体験を提供することも重要な使命です。今後もサステナブルな活動を続けていく所存です。
最後に、周防大島の自然を守るために私たちができることを考え、行動し続けることで、次世代へと美しい自然をつなげていきましょう。これからも様々な活動を通じて地域の環境保護に貢献していきます。