株式会社名店館が新しい飲食業界の形を提案しています。有名飲食店の味を身近に感じられるこのビジネスモデルは、消費者、既存飲食店、有名店それぞれにメリットをもたらします。
名店館は名の通り、有名店の料理とブランド力を活用し、すでに設備の整った既存飲食店と連携しています。これにより既存の飲食店は、手軽なオペレーションでUber Eatsなどの配達サービスを通じてフードデリバリーを行うことが可能になります。この仕組みにより、名店は新たな実店舗を開かずとも、低コストで新しいエリアに進出することができます。
また、消費者にとっても有名店の料理を自宅で楽しむことができるため、生活の質が向上します。この三方に渡るメリットのあるビジネスモデルは、特に近年の外食産業において注目を浴びています。
さらなる成長を目指す名店館は、2021年6月に株式投資型クラウドファンディングを通じて資金調達を行うことを決定しました。この取り組みは、新たなゴーストレストラン事業や、名店と飲食店のマッチングを加速させるためのものです。募集期間は6月12日から6月14日まで、上限額は39,960,000円で、1口10万円、最大5口までの投資が可能です。
名店館は、設立からわずか半年で日本国内の著名な14店舗との業務提携を進めています。そして、すでに12のブランドとは業務提携を締結しています。
将来的には、地方の名店の仕組みをライセンス化し、外食業界に新たな事業モデルを生み出すと共に、自社直営店舗ではデリバリーとイートインを融合させた新たな形態も目指しています。また、アジア諸国をはじめとした海外展開にも力を入れ、企業の持続的成長を狙っています。
さて、株式会社名店館の概要ですが、〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町一丁目5番4号に本社を構えており、代表を木ノ内 謙氏が務めています。会社は2019年5月に設立され、ゴーストレストラン事業を主な業務としています。公式ウェブサイトは
こちらです。
飲食業界の未来を変えるこの取り組みが、どのように実を結んでいくのか、その動向に注目が集まります。私たちもその進展を見守りたいと思います。