LIFEMが静岡県のフェムテック事業に採択、女性活躍を支援

LIFEMが静岡県の新たなフェムテック事業に参画

静岡県に本社を置く株式会社LIFEM（ライフェム）が、2023年度「フェムテックによる女性活躍推進事業」の委託先に選ばれ、2025年9月10日から新たな企業向けサポートサービスを開始します。この事業は、女性の健康やキャリアに対する意識を高めることを目的としており、これまでの実績を基にさらなる支援体制を整えています。

フェムテックと女性の健康課題

「フェムテック」とは、女性（Female）と技術（Technology）を合わせた新たな領域で、女性が直面する様々な健康問題をテクノロジーを通じて解決することを目指します。特に、月経に伴う症状や更年期、妊娠・不妊に関する問題は多くの女性に影響を及ぼしています。LIFEMは、この分野において専門性を持っており、2年連続で静岡県のプロジェクトを受託しています。

提供されるサービス内容

LIFEMが行うサポートサービスには、以下の内容が含まれます：
1. 意識調査の実施：WEBアンケートを通じて、月経や更年期に関する従業員の悩みや影響を調査します。
2. ヘルスリテラシー向上セミナー：産婦人科医などを招いたオンラインセミナーを通じて、女性特有の健康課題について理解を深めてもらいます。
3. オンライン相談窓口の提供：『ルナルナオンライン診療』を使用し、専門医に健康相談ができる窓口を設けます。
4. 効果測定の実施：参加企業の従業員の変化をデータで測定し、その結果を活用してサービスの改善に繋げます。

特に、新設された「生理痛体験研修」は、管理職が実際の体験を通じて理解を深めることを目指しています。

静岡県の取り組みとLIFEMの役割

静岡県は「男女共同参画」を推進するために、企業に対してフェムテックサービスの導入支援を行っており、LIFEMもその一翼を担うこととなりました。本事業は、企業内での女性の健康課題への理解を深めることによって、働きやすい職場環境の構築を目指しています。

静岡県の担当者は、LIFEMとの連携を通じて、女性の健康問題への理解を広め、誰もが生き生きと働ける社会の実現を目指すと述べています。