新企画でフードロス削減
2020-09-29 13:58:26
新たなハロウィン企画でフードロス削減と飢餓撲滅を目指す
新企画「ろすのんトリック・オア・トリート」が始動!
神戸の六甲アイランドで、今秋ハロウィンの季節に合わせた新たな企画が展開されます。このイベント「ろすのんトリック・オア・トリート」は、フードロスを削減し、世界の飢餓に立ち向かうことを目的としています。コロナ禍の影響で出張や帰省が減少し、手に取られなかったお土産が廃棄されてしまうことが心配される中、地域支援を促進するための取り組みです。
お菓子を通じた地域支援
この企画では、食べきれずに残ってしまうお菓子やデザートを地域のお店で活用することで、フードロスを軽減することを目指しています。配布されるお菓子やデザートには、農林水産省が認定したフードロス削減キャラクター「ろすのん」のシールが貼られています。また、ハロウィン期間中の特典として、仮装をしたお客さんが「トリック・オア・トリート」と声をかけることで、神戸・六甲アイランドに由来の特別なお菓子やデザートがプレゼントされます。実施期間は10月1日から31日までの1ヶ月間です。
密を避けたスタンプラリーも
さらに、子どもたちの楽しみとして、スタンプラリーも行われます。このスタンプラリーでは、参加申し込みの条件なしで、感染症対策を講じながら10月16日から31日まで実施。スタンプを集めることでハロウィンの特別な体験が味わえます。特に10月16日は「世界食料デー」にあたるため、その日からスタートするスペシャルなイベントです。
フードロス削減の意識を広げる
イベントに参加することで、フードロス削減やSDGsについて意識する機会が増えることを目指しています。配布されるお菓子やデザートには、今回の企画の趣旨が説明されたWEBサイトへのリンクが付いた二次元バーコードも貼付され、参加者とその家族に対話の機会を提供します。
多くの団体と連携した普及啓発活動
企画に参加し、SNSに写真を投稿することで、途上国の子どもたちに学校給食が届けられる「ゼロハンガーチャレンジ」や、「おにぎりアクション」といった活動への参加も促します。この流れを通じて、世界の飢餓問題に意識を向けるきっかけを作りたいと考えています。
また、六甲アイランド内の飲食店にはエコでお得なテイクアウトサービス「TABETE」を紹介し、規格外食品を買取・販売する「ロスゼロ」の活用も促し、地域全体でフードロス問題に取り組むことを目的としています。
フードロスを最小限に
もし余ったお菓子が出た場合には、アンケート回答者への景品として活用するなど、無駄を出さない工夫も行われます。今年の9月には「第1回ジャパンハロウィンサミットfor SDGs」が開催され、この企画の趣旨が全国のハロウィン団体にも紹介され、多くの賛同を得ることができました。来年以降もこのような取り組みが全国で広がることを期待しています。
まとめ
「ろすのんトリック・オア・トリート」企画は、地域振興とフードロス削減を掛け合わせた新しい形のハロウィンイベントとして、地域社会と共に発展していきます。ぜひこの機会に、楽しみながらフードロスや飢餓問題について考えてみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
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六甲アイランド地域振興会
- 住所
- 兵庫県神戸市東灘区向洋町中1-14イーストコート2番街314号室
- 電話番号
-
078-857-3451