ふるさとチョイスAWARD 2024 で地域活性化の取り組みを表彰
2025年3月19日、国内最大級のふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営する株式会社トラストバンクが、「ふるさとチョイスAWARD 2024」を開催しました。このイベントでは、全国の自治体によるふるさと納税の取り組みから、優れた地域創生事例が表彰されました。
各部門の大賞受賞自治体
今年のふるさとチョイスAWARDでは、以下の4つの部門で各大賞が決定しました。
1. チョイスルーキー部門
- - 受賞自治体: 神奈川県小田原市
- - 自治体職員: 宇佐美 雄也氏
- - テーマ: GCFで地域を加速!ふるさと納税が生んだ21,000人の誘客
この部門では、ふるさと納税担当に就任して2年目までの職員が、「まちへの想い」や「未来への決意」を表彰対象としています。小田原市の宇佐美氏は、地域振興に向けた強い実行力と企画力で、21,000人の誘客を実現しました。審査員の加藤氏からは、数字を達成するための努力が評価されました。
2. チョイス事業者部門
- - 受賞自治体: 長崎県波佐見町
- - 事業者: 永田 亜理沙氏
- - テーマ: 町からの招待状で、人との繋がりが生み出す長期的なファンづくり
波佐見町の永田氏は、地域ブランドを高めるためのユニークな取り組みが評価されました。彼女の情熱が人々をつなげ、地域の魅力を引き立てています。審査員の鵜尾氏も、その熱い思いに感銘を受けたとのことです。
3. 未来につながるまちづくり部門
- - 受賞自治体: 島根県雲南市
- - 自治体職員: 武田 遼太氏
- - テーマ: “まち”の未来をひらく「雲南スペシャルチャレンジ」
この部門では、未来に向けた地域活性化が求められ、雲南市 は7年間で180件以上のプロジェクトを実施しています。地元の子どもたちから大人までがここで学び合い、持続可能な地域づくりが進行中です。審査員の川村氏も、その成果を称賛しました。
4. チョイス自治体職員部門
- - 受賞自治体: 長崎県壱岐市
- - 自治体職員: 久間 友浩氏
- - テーマ: 国境の小さな島長崎県立壱岐高校野球部甲子園応援プロジェクト!
壱岐市では、高校野球を通じて地域の絆を深める取り組みが行われています。審査員の斎藤氏は、久間氏の情熱に感激し、地域振興に対する強い思いが伝わってきたと語っています。
特別賞の受賞
- - 自治体名: 茨城県鹿嶋市
- - 自治体職員: 布施琢也氏
- - テーマ: 授業の「枠」を超え、ビジネスパートナーとなった生徒たちの軌跡
特別審査員の有働由美子氏は、中学生たちが地域活性化に貢献し、自立したビジネスパートナーとしての成長を示した取り組みを高く評価しました。教育と地域づくりが融合したこの事例は、ふるさと納税の重要性を示す良い事例とされています。
まとめ
トラストバンクはふるさと納税の広がりと、その背後にある地域の人的資源や努力を尊重し、持続可能な地域づくりに貢献しています。来年以降もこのような優れた事例を取り上げ、広く発信していく予定です。これからも地域の発展に向けた取り組みが続くことを期待しています。