東京都が燃料電池フォークリフト導入を支援!CO2削減に向けた助成金制度の詳細
東京都は、エネルギーの安定供給と脱炭素化を目指し、水素エネルギー利用の拡大を推進しています。その一環として、燃料電池フォークリフト(以下「FCFL」)導入に対する助成金を令和6年度より開始しました。
FCFLは、水素と酸素の化学反応で発電し、走行するため、CO2を排出せず、作業環境の改善にも貢献します。また、短時間で燃料充填が可能なため、長時間稼働する物流現場での利用に適しています。
東京都は、FCFLの導入促進を通じて、物流業界の脱炭素化と水素社会の実現を目指しています。
助成金の概要
1. 助成対象者
2. 助成対象フォークリフト
- - 燃料電池フォークリフト(定格荷重1.8トンまたは2.5トン)
3. 助成対象経費
4. 助成額
- - 助成対象経費から基準額(定格荷重1.8トンの場合は300万円、定格荷重2.5トンの場合は350万円)を差し引いた額の2分の1
- - 国補助を受ける場合は、助成対象経費から国補助額と基準額を差し引いた額
- - 上限は700万円
参考
- - 国は一般的なエンジン車両との差額の2分の1を補助(上限550万円)
例:定格荷重1.8トン、車両本体価格1,000万円の場合
- - 助成対象経費:1,000万円
- - 基準額:300万円
- - 東京都助成額: (1,000万円 - 300万円) / 2 = 350万円
5. 事業期間
- - 令和5年度~令和12年度(令和9年度以降の助成金額の上限額は、助成対象フォークリフトの市場価格等に応じて見直し)
申請受付
受付期間
- - 令和6年6月27日(木曜日)~令和7年3月31日(月曜日)
受付時間
- - 9時00分~17時00分(土曜日・日曜日・祝日・祭日は除く。)
受付場所
- - 公益財団法人東京都環境公社
- - 東京都地球温暖化防止活動推進センター(愛称 クール・ネット東京)
問合せ先
手続きの手引きや実施要綱、交付要綱等は、ホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略14 ゼロエミッション東京戦略
問い合わせ先
事業全般に関わること
- - 産業労働局産業・エネルギー政策部新エネルギー推進課
- - 電話:03-5320-7782
申請に関わること
- - 東京都地球温暖化防止活動推進センター(クール・ネット東京)モビリティチーム
- - 電話:050-3155-5646
まとめ
東京都は、FCFL導入によるCO2削減と水素社会の実現に向けて、積極的な助成を実施しています。物流業界における脱炭素化に関心のある企業は、ぜひ本制度を活用して、FCFLの導入をご検討ください。