軽井沢の新出版社
2022-09-27 08:30:02

軽井沢で新たな出版社「あさま社」が創業、未来を見据えた本づくりを開始

別荘と文化のまち、軽井沢に新たな風を吹き込む「あさま社」



軽井沢の地に新たな出版社が登場しました。株式会社あさま社は、2022年に設立され、今後の出版文化の継承と発展を目指しています。本社の所在地は長野県北佐久郡軽井沢町に位置し、この地の豊かな文化や自然環境を大切にしながら、地域に根ざした独自の出版物を提供することを使命としています。

出版業界の新たなトレンド


現在、出版業界全体が厳しい状況に直面していますが、その一方で「ひとり出版社」が増えてきていることも注目されます。特に、リモートワークの普及により地理的な制約が薄れ、地方の出版社でも多様な出版形態を実現する機会が増えています。あさま社は、この変化を捉え、地域の特性を活かした独自の本づくりを進めています。

「みらいへ届く本」


あさま社のミッションは「みらいへ届く本」。私たちは本を通じて、新たな自己との出会いを促進し、持続可能な出版文化を育むことを目指しています。第一弾として刊行した『子どもたちに民主主義を教えよう』は、学校改革が注目を集める工藤勇一氏と教育哲学者の苫野一徳氏が著者となり、未来の社会に必要な「対話の力」を中心テーマとしています。

この本は、子どもたちが民主的な社会を築くために、必要な教育のあり方を提案するものです。民主主義という大きなテーマを通じて、子どもたちにとっての重要なスキルを育むことを目的としています。

「軽井沢 本の學校」の開催


また、あさま社は「軽井沢 本の學校」を立ち上げ、本と出会う場所としてのイベント事業を開始しました。名著を選び、新たな視点での読み方を提案するこのプログラムは、川端康成や堀辰雄ら文豪に愛された軽井沢の歴史にも触れることができます。初回は、堀辰雄の執筆の拠点ともなった「油や」にて行われ、「小林秀雄」をテーマにした講義が予定されています。

出版文化の未来を見据えて


あさま社の代表取締役である坂口惣一氏は、長年の出版経験を経て軽井沢への移住を決意しました。彼の理念は、子どもたちに良質な本を通じて豊かな未来を提供することです。あさま社の活動は、地域の文化を深く理解し、それを継承していくための重要なステップです。今後の展開に注目が集まります。

あさま社の公式ウェブサイトやSNSでも最新情報が発信されていますので、ぜひチェックしてみてください。これからの「あさま社」の動きが日本の出版界に新しい道を切り開いていくことを期待しています。

会社情報

会社名
株式会社あさま社
住所
長野県北佐久郡軽井沢町発地1184-31
電話番号

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