i-PRO、革新的な生成AI搭載ネットワークカメラを発表
i-PRO株式会社は、2026年3月23日から27日まで開催された国際セキュリティ展示会ISC West 2026において、画期的なネットワークカメラを発表しました。このカメラは生成AIをエッジで実行できる初の製品で、従来のクラウドや外部サーバーに依存することなく、リアルタイムでの検知を可能にします。
新技術で実現するリアルタイム検知
新しいXシリーズの全方位カメラは、360度の視界を持ち、AmbarellaのCV72 AIビジョンSoCを使用しています。この技術により、「横になっている人物」といったフリーテキストによる指示に基づいて、カメラ内部で自律的に事象を検知します。このような機能は、特に監視やセキュリティの現場での臨機応変な対応を可能にします。
オープンプラットフォームのメリット
さらに、このカメラはDockerコンテナに対応したオープンプラットフォームを採用しています。これにより、ユーザーや第三者が開発したAIアプリケーションをカメラ上で実行することができ、さまざまなニーズに応じた機能追加が容易に行えます。この柔軟性は、特に変化の激しい業界において、顧客にとって大きな利点となるでしょう。
セキュリティ機能も充実
i-PROは、セキュリティ面でも妥協はありません。Secure Bootや署名付きファームウェア、FIPS 140-3レベル3準拠など、高い安全性を問われる用途にもしっかり対応。記録映像に関しては、マルチAIソフトウェアや監視ソフトウェアとの連携により、生成AIによるフリーテキスト検索も実現されています。映像データはオンプレミス環境で安全に管理されます。
介入から進化したアプローチ
i-PROは2025年に先駆けて、生成AIを用いたフリーテキスト映像検索を事後解析に導入しました。対して、今回の新製品は事後解析にとどまらず、リアルタイムでの検知を実現するものです。この進化は、特にセキュリティ業界において、迅速かつ的確な対応を求められる現場において革新をもたらします。
リリース予定と展望
i-PROの新製品Xシリーズの全方位カメラは、2026年6月から日本国内で順次販売が開始される予定です。これは、セキュリティ技術の最前線に立つi-PROが、最新のAI技術とカメラ技術を融合させた大胆な一歩を踏み出すことを意味します。
i-PROについて
i-PRO株式会社は、セキュリティ、セーフティ、医療用エッジコンピューティングカメラの分野で国際的なリーダーとして知られています。60年以上の経験を生かし、高品質で信頼性の高いハードウェアを提供しています。これにより、顧客はすぐに利用できるカスタマイズ可能なソリューションを受け取ることができ、AIの倫理的な活用や堅固なサイバーセキュリティ、持続可能なテクノロジーの提供に重点を置いています。2023年からは国連グローバル・コンパクトの参加企業として、さらに社会的責任を果たす取り組みも行っています。