CEATEC2025レポート
2025-10-28 11:13:19

アート×都市×企業の共創を探るCEATEC2025イベントレポート

アート×都市×企業の新たな価値創造



2025年10月17日、千葉県の幕張メッセで行われた「CEATEC2025」では、アートと都市・企業がどのように共創し、新たな価値を生み出せるのかをテーマにしたパネルディスカッションが開催されました。このセッションには、株式会社Embedded Blueの代表取締役である片岡奨氏が登壇し、業界やアートに対する視点を共有しました。

今回のイベントには、アビームコンサルティングや寺田倉庫株式会社、アーティストの尾潟糧天氏も参加し、異なる視点からアートの可能性について議論しました。片岡氏は、アートと企業の接点について深く掘り下げ、「アート×都市×企業」が生み出す互恵の関係に重きを置きました。

アートの価値を再評価する重要性



「企業が新たな創造性を求める中で、アーティストとのコラボレーションが重要になっています。しかしその効果を明確に説明できる専門家が足りていない状況です」と片岡氏は指摘。彼は、企業とアートの双方の言語を理解することが、両者の協力関係を築くカギであると述べました。

数値化できない価値の明確化



また、片岡氏は「数値化できない価値」を理解し整理して伝えることが不可欠だと強調しました。この考えは、アートの心理的影響や社会的貢献が数値化されにくいという点を照らし出していますが、実際には論理的に説明可能であるという信念を持っているとしています。

イベントの多様な視点



ディスカッションでは、「アートがもたらす市民の行動変容」や「文化拠点と自治体の役割」など、多彩なトピックが取り上げられました。参加者約200名が会場に集まり、アートの可能性とその使用方法に関する知見を深めました。

片岡奨氏の背景



片岡奨氏は、東京都出身で1992年生まれ。編集者母とフォトグラファーの父の間で育ち、早くから表現や感性に触れてきました。新卒で野村證券に入社後は、資産管理を担当。その後、アートとビジネスの接点を探求するために多くのプロジェクトを立ち上げ、最終的に2022年にEmbedded Blueを設立しています。

現在、彼はアートを基盤にした新たな文化経済の仕組みの構築に挑み、企業と社会との架け橋となるべく活動を展開しています。

イベントのまとめ



今回のCEATEC2025でのパネルディスカッションは、アートと企業が相互に理解を深め、協力関係を築くための道筋を示す重要なイベントでした。今後もアートの可能性を広げる取り組みが期待されます。

企業情報



  • - 企業名:株式会社Embedded Blue
  • - 代表取締役:片岡奨
  • - 本社所在地:東京都品川区小山1-8-11
  • - 設立:2021年
  • - 公式URL:embeddedblue.com


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会社情報

会社名
株式会社Embedded Blue
住所
東京都品川区小山1-8-11
電話番号
03-6453-2368

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