株式会社LITALICOが、宮崎県教育委員会と連携し、教育現場のICT化を進める連携協定を締結しました。この協定により、地域の公立学校における個別教育支援体制の強化を目指します。
LITALICOは、「障害のない社会をつくる」を理念に掲げ、就労支援や教育事業を展開しています。今回の協定は、特に県内の教育現場に焦点を当て、義務教育から高等学校までの各段階で個別の支援が行えるようにすることが目的です。具体的には、LITALICOが開発した教育支援ソフト「LITALICO教育ソフト」を導入し、教師や生徒に対するサポート体制を整備していきます。
「LITALICO教育ソフト」は、特別支援教育を支えるために開発されたICTサービスで、様々な機能を含んでいます。その主な製品には、学びプラン、学び教材、学び動画があり、教師が専門性を高め、業務負担を軽減できるよう設計されています。さらに、LITALICOは、これらの製品を利用する教師に対してサポートサービスを提供し、情報交換の場や学びの場を設けています。このように、インクルーシブな教育体制の構築を目指して、教師と連携を密にし、すべての子どもが学ぶ権利を持てるよう努めています。
協定の締結式は2025年8月22日、宮崎県で行われました。この連携により、LITALICOと宮崎県教育委員会はそれぞれのリソースを最大限に活用し、教育現場において持続的かつ個別最適な学びの実現に向かって取り組んでいく所存です。
また、LITALICO教育ソフトは、自治体向けに無償トライアル導入も行っており、関心のある学校関係者は問い合わせが可能です。公式LINEからは、関連セミナーや情報も随時配信されています。
LITALICOは、障害者支援や教育サービスの提供を通じて、地域社会に根ざした支援を行う企業です。今後も、様々な分野でのサービス展開を通じて、「障害のない社会」に向けて貢献していく姿勢を崩しません。教育現場のICT化によって、障害のある子どもたちを含め、すべての子どもが自立した学びを実現できる環境を整えていくことが期待されます。