不登校支援の新たなモデル
株式会社NIJINが運営する「NIJINアカデミー」は、オーストラリアの州立オンラインスクール「Virtual School Victoria」(VSV)との国際連携を発表しました。この連携は、特に不登校の児童生徒に向けた新しい学びの場を提供し、グローバルな視点を持つ教育を実現することを目的としています。
連携の背景
2025年11月に、NIJINアカデミーの関係者がVSVを訪れました。その際にオンライン学習の仕組みや生徒支援、国際交流の可能性について活発な意見交換が行われました。両校は、「一人ひとりの背景に応じた柔軟な学習設計」と「対話・探究型学習」の理念が共鳴し、連携が成立しました。
オンラインならではの教育の魅力
訪問を経て判明したのは、両校が共通して掲げるオンライン教育の重要な3つのポイントです。まずは多様性。どんな環境にいる子供たちも取り残さない、包括的な教育環境を提供します。次に柔軟性。生徒一人ひとりの学習ペースを尊重しつつ、集団での対話や意見交換も積極的に行える環境を整備。最後に探究性。教師主導ではなく、生徒自身の「問い」を出発点にした学びのスタイルを重視します。
このように、NIJINアカデミーが国内で培った教学の知見と、VSVのオンライン教育の実績を組み合わせることで、国際的な教育モデルの構築が可能となります。
学びの場の拡大
本連携の目指すところは、子供たちが多様な視点を持つ機会を提供し、自らの「問い」を大切にしながら学ぶ力を育むことです。今後は、オンライン共同授業や生徒間交流イベントの開催も予定されています。これにより、不登校という状況が社会から孤立するのではなく、他国との接点を持つ貴重な機会に変わることを目指しています。
NIJINアカデミーはオンライン教育の利用を最大化し、日本における不登校支援のあり方を再定義しようとしています。
NIJINアカデミーの校長、星野達郎氏の思い
星野達郎氏、NIJINアカデミーの校長は、日本では不登校が社会的に断絶を意味することが多いと認識していますが、NIJINアカデミーではそれを転換したいとの思いを持っています。自宅にいながら世界と対話し、未知の問いを立てる日常を通じて、不登校の体験を「世界を生き抜く武器」にチャレンジに変えることを目指します。
Virtual School Victoria について
VSVは、オーストラリア・ビクトリア州教育省が運営する州立のオンライン学校で、多様な学習ニーズを持つ生徒に質の高いオンライン教育を提供しています。
公式サイト:
Virtual School Victoria
NIJINアカデミー とは
NIJINアカデミーは、2023年9月に開校した不登校の小中学生向けオルタナティブスクールで、全国40以上の都道府県から600名以上の生徒を迎え入れています。生徒主体のプロジェクトや一流教師による対話的な授業を提供し、全ての子供に希望を持てる未来をつくることを目指しています。促進された学校出席認定においても高い達成率を誇ります。
公式サイト:
NIJINアカデミー
株式会社NIJINについて
「教育から国を照らす」を理念に、教育課題を制度的に解決することを目指した企業です。教育に希望を持てる国を作るために、さまざまな問題に取り組んでいます。