日興アセットが承認
2024-08-08 20:52:22

日興アセットマネジメントが英国スチュワードシップ・コードを3年連続承認

日興アセットマネジメント、英国スチュワードシップ・コードの承認を3年連続で取得



日興アセットマネジメント株式会社(以下、日興アセット)は、今年も英国スチュワードシップ・コード2020の署名機関としての承認を受けたことを発表しました。これにより、同社は2021年から3年連続でこの承認を獲得したことになります。このスチュワードシップ・コードは、顧客や受益者に対する長期的な価値を生むために、資本の責任ある管理と監督を求めるものです。

スチュワードシップの定義は、経済、環境、社会に持続可能な利益をもたらすことに重きが置かれています。具体的には、アセットオーナーや運用会社、それに関連するサービスプロバイダーに対して、高い基準でのスチュワードシップを求める内容となっています。このコードには、「ガバナンス」「資産運用の方針」「エンゲージメント」「議決権の行使」といった12の原則が含まれており、これらの指針に従って日興アセットは運営を行っています。

承認のための厳格な基準



このコードの承認を得るためには、英国の財務報告評議会(FRC)に対して過去12カ月間のスチュワードシップ活動を報告し、それが基準を満たすものである必要があります。また、一度署名機関として承認されても、毎年の報告が義務付けられており、持続的な評価が求められています。

日興アセットのグローバルな評価



日興アセットは、日本本社のみならず、シンガポールや米国、ニュージーランドを含むグローバルな運営体制でこの承認を維持しています。その活動と成果が、国際的な基準においても高い評価を受けているのです。代表取締役社長のステファニー・ドゥルーズ氏は、「スチュワードシップは、現在の資産運用業界にとって不可欠です。当社は、サステナブルな投資の重要性を認識し、環境や社会に対する責任を果たすことに努めています」と語っています。

2023年度の活動報告「Global Stewardship Report」



今年度の日興アセットの活動をまとめた「Global Stewardship Report」では、2023年の活動に関する詳細が述べられています。この報告書では、環境・社会・ガバナンス(ESG)原則に基づいた運用方針や、グローバルなチームが実践しているエンゲージメントの例が紹介されています。報告書は、日興アセットのウェブサイトからアクセス可能です。

日興アセットマネジメントの概要



日興アセットマネジメントは、日本やアジアにおける主要な資産運用会社の1つで、株式や債券、オルタナティブ投資、さらにはマルチアセットまで多様な金融商品を取り扱っています。また、60年以上の歴史を持ち、約200名の運用プロフェッショナルが36.3兆円もの資産を運用しています。彼らは、顧客のニーズに合わせた斬新な投資ソリューションを提供し、優れた運用パフォーマンスを追求しています。

まとめ



日興アセットマネジメントの3年連続でのスチュワードシップ・コードの承認は、同社の持続可能な運営姿勢やグローバルな信頼性を示す重要な証です。今後も、環境への配慮や社会的な責任を果たしながら、投資家に対して価値あるサービスを提供し続けることでしょう。


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会社情報

会社名
日興アセットマネジメント株式会社
住所
東京都港区赤坂9-7-1ミッドタウン・タワー42階
電話番号

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