VR技術で学術支援
2022-12-26 12:50:43
VR技術が導く新時代の学術活動、専門家協会がフルサポート
VR技術が開く未来の学問
一般社団法人学術推進専門家協会は、2023年に新たに設立された一般財団法人VR研究倫理学会を支援し、学術活動を新たな次元へと引き上げる取り組みを始めます。この協会は、特にVRを用いた研究コンソーシアムの設立を目指し、より効果的な研究環境の創出に貢献します。
研究環境の課題
現在、日本の研究開発環境はさまざまな課題に直面しています。資金獲得には厳しい競争があり、手続きが煩雑であるため、専門家たちがその本来の研究活動に専念できない状況が続いています。そんな中、VR研究倫理学会では、国からの競争的研究費の獲得を目指し、大学や研究機関と連携しながら、専門家としての支援を行います。
VRを介した新たな協力体制
この取り組みの特徴は、VR技術を活用したオンライン会議やセミナーを実施することです。一般社団法人VR革新機構が提供するVRプラットフォームを用いて、全国の研究者が集まり、学際的な協力を促進します。専用の事務局が設置され、情報提供やマッチングの機会を増やすことで、研究者間の連携を強化します。
目的と展望
この協会の目指すところは、単に資金獲得にとどまらず、効率的で成果を出せる学会活動です。研究開発には多くのリソースが必要であり、無駄な事務作業を排除し、集中して研究成果を出すための仕組み作りを重視しています。また、スタートアップや事業化に向けた支援も行い、研究開発の各ステージに応じたサポートを提供します。
学会の初代会長である瀬戸山晃一は、日本の研究開発が国際競争において後れを取っている現状を踏まえ、異分野の知識を結集し、VR技術がもたらす新たな価値観を創造することが求められていると訴えています。
テックスープによる支援
また、全国の学術団体向けには、テックスープというプログラムを通じて、非営利法人に対するIT製品やサービスの提供も行います。これにより、組織の基盤強化を図り、意思決定におけるデジタル化を推進します。
さらに、Google非営利団体プログラムを利用すれば、最大10,000ドルの広告費用を無償で活用でき、認知度を改善し、寄付を集めるための取り組みをサポートします。
メタバース相談会
学術団体や公益法人への具体的な支援策として、メタバース環境での相談会も実施しています。参加者はそれぞれアバターを通じて、リモートで顔を合わせることができ、匿名が保たれるため、より多くの人が安心して意見交換できる場を提供します。
このように、一般社団法人学術推進専門家協会は、研究資金の獲得を促進し、学際的な知の融合を図ることで、新たな学術活動の未来を切り開いていくことを目指しています。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人学術推進専門家協会
- 住所
- 東京都千代田区二番町9番地3THE BASE麹町
- 電話番号
-
03-5776-3718