ヒーローになれる
2024-11-28 17:20:48

「誰かのヒーローになれるって、うれしい。」の骨髄バンクキャンペーン

誰かのヒーローになれるって、うれしい。



公益財団法人日本骨髄バンクは、2023年から始まった「#つなげプロジェクトオレンジ」を通じて、骨髄移植の重要性を広める取り組みを行っています。この活動の一環として、2024年度下半期には「誰かのヒーローになれるって、うれしい。」というテーマのキャンペーンを展開します。このキャンペーンは、ドナー登録や提供だけでなく、バラエティ豊かな行動を通じて、移植を待つ患者さんや提供の準備をしているドナーを支えることが狙いです。

動画メッセージの公開



キャンペーンの一環として、鈴木おさむさん、難聴うさぎさん、落合陽一さん、幡野広志さんなど、著名な方々からの応援メッセージ動画が公開されています。特に、こちらの動画はSNSで順次配信されていますので、ぜひチェックしてみてください。

  • - 鈴木おさむさん(スタートアップファクトリー代表)は、血液疾患に苦しむ患者さんが毎年2,000人近く存在することに心を動かされ、ドナー登録をしたいと決意しました。彼は「ちょっとした勇気が誰かの命を助けるかもしれない」と力強く呼びかけ、献血ルームへと足を運びます。

  • - 難聴うさぎさん(インフルエンサー)は、「耳が聞こえない私も、できることをいつも探しています」と話し始め、明るい声でキャンペーンの意義を伝えます。彼女は友人にもこのメッセージを広めてほしいと呼びかけ、共に応援し合う姿勢を示しています。

  • - 落合陽一さん(メディアアーティスト)は、少子高齢化が進む中で「リスクを集団で回避する」考え方が重要だと訴えています。彼自身が患者になる可能性を考えつつ、若い世代のドナーの参加を望んでいます。

  • - 幡野広志さん(写真家)は、7年間の多発性骨髄腫の治療経験を持つ中で、友人を助ける機会の大切さを語り、「ドナーの登録をお待ちしています」と呼びかけています。

日本骨髄バンクの重要性



骨髄バンクは、白血病などの血液疾患の患者さんとドナーをつなぐための重要な機関です。しかし、若い世代のドナー登録が少ない現状があります。現在の登録者の半数以上が40代以上を占めており、今後数年内にドナーが減少する懸念があります。そのため、若年層を対象にした啓発活動が急務です。

さらに、ドナー提供が難しい理由の一つには、仕事や学業などの都合があるためです。ドナー休暇制度やドナー公欠制度の導入が進められていますが、より多くの企業や団体に普及していく必要があります。

今後の展望



「#つなげプロジェクトオレンジ」は、ドナー登録が普通であり、応援し合える社会を目指しています。SNSを活用し、広くメッセージを届ける活動を続けていくことで、多くの人々に協力を呼びかけます。

さらに、骨髄バンク推進月間では、新規ドナー登録者が過去5年間で最多となり、4,878人が登録しました。この勢いを維持しつつ、より多くの人が「ヒーロー」になるための一歩を踏み出してもらいたいと願っています。

公式SNSで動画メッセージをぜひご覧ください。



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会社情報

会社名
公益財団法人 日本骨髄バンク
住所
東京都千代田区神田錦町3丁目19番地廣瀬第2ビル7階
電話番号
03-5280-8111

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