伝統と革新が融合！GUCCIとHOSOOの新たなコラボが遂に始動

伝統と革新の融合

ファッション界の巨人、GUCCIが新たな章を迎えている。京都の西陣織の老舗ブランドであるHOSOOとのコラボレーション「Gucci Nishijin」の第4章が発表され、伝統的な技術と現代の感性が見事に融合した限定バッグが登場した。これまでのコラボレーションを経て、両者の職人は精神的なパートナーシップを築き上げ、今やこのプロジェクトは素晴らしい成果を上げている。

コラボレーションの始まり

2022年に始まったGUCCIとHOSOOの協力関係は、両者が共有する「伝統」「クラフツマンシップ」「クリエイティビティ」の価値観を基にしている。日本の伝統工芸、西陣織の技術を現代的に再解釈し、新たなテキスタイルを創り出してきた。これにより、GUCCIの象徴的なデザインが、HOSOOの織りの技術で一層洗練された魅力を持って表現されるようになった。

第4章の革新

新たに発表されたバッグは、GUCCIのアイコニックなモデル「グッチバンブー 1947」と「グッチダイアナ」の限定版で、HOSOOの特製テキスタイル「Petals」を使用している。この繊細な布地には、フローラルモチーフとGGパターンが融合し、華やかな花々が表現されている。特筆すべきは、西陣織に特有の多層構造の中に銀の箔が緻密に織り込まれ、奥行きと立体感を生み出している点だ。色調にはあたたかみのあるアイボリー、コッパー、ローズが使用され、さらにダークブラウンのバンブーハンドルが上品さを加えている。

限定バッグの詳細

新作ハンドバッグは全10アイテムで、それぞれのモデルがアイボリー、コッパー、ローズの各色展開を実現している。同系色のレザーのトリムが施され、特に「グッチバンブー 1947」のミニサイズのアイボリーには、プレシャスレザーを使った特別仕様が見られる。さらに、各バッグにはアンティークシルバーやライトゴールドのハードウェアが使用されており、全体として優雅で洗練された印象を与える。

HOSOOの思い

HOSOOの12代目でありクリエイティブディレクターの細尾真孝氏は、「GUCCIとの4年にわたるコラボレーションでは、伝統と革新の対話を続けてきた。その中で、『光と陰』『静と動』といった対立する要素を織り込むことで、テキスタイルの表情をより豊かに表現できた」と感慨深く語る。彼の言葉から、GUCCIとHOSOOが織りなす新しい美の形を感じ取ることができる。

購入方法

「Gucci Nishijin」第4章の新作ハンドバッグは、2023年11月6日から一部のGUCCI店舗と公式オンラインショップで数量限定で販売される。詳細な展開カラーやモデルについては、GUCCIのクライアントサービスまで問い合わせることが推奨される。美術工芸が息づく特別なバッグを手に入れるチャンスをお見逃しなく。

HOSOOは、1678年に創業し、1200年前から続く西陣織の技術を継承。西陣織の華麗な衣装は当初、貴族や武士階級に支持されて育まれた。HOSOOは技術革新とタイムレスなデザインを持ち合わせ、国内外のラグジュアリーマーケットに向けた独自のテキスタイルを展開している。

GUCCIもまた、1921年に創設されて以来、ラグジュアリーファッション界をリードしている。今回のコラボレーションは、伝統に根ざしながらも進化を続ける両者の姿勢を象徴している。

さらに詳しい情報は、公式サイトをご覧ください。