冬の名作『くるみ割り人形』が映画館で楽しめる
英国ロイヤル・バレエは、名作『くるみ割り人形』を2025年12月20日から全国の映画館で公開することを発表しました。この作品は、冬の風物詩として世界中で親しまれ、映画館でその魅力を体感する貴重な機会を提供します。全9演目がそれぞれ1週間限定上映され、映画館ならではの迫力ある音響と映像で、舞台の感動を楽しむことができます。
映画で味わう至福のひととき
『くるみ割り人形』は、E.T.A.ホフマンの物語を基にしたバレエ作品で、1892年に誕生しました。特にチャイコフスキーの美しい音楽と幻想的な演出が特徴で、クリスマスの時期にぴったりのバレエ作品です。この作品はロイヤル・バレエによって1984年に初演されて以来、600回以上の上演を記録し、観客の心を魅了し続けています。その魅力は、舞踊の美しさだけでなく、物語の深さにもあります。
舞踊評論家である森菜穂美氏は、この作品の魅力を「ホフマンの原作から紡ぎ出される豊かな物語性」にあると語っており、舞台で繰り広げられる数多くの美しいシーンを期待させます。また、映画版ならではの特別な映像として、マヤラ・マグリのトウシューズの加工過程も収められており、ファンにとっても見逃せない要素です。
主演ダンサーに注目
特に注目すべきは、金平糖の精を演じるマヤラ・マグリです。彼女は2011年にローザンヌ国際バレエコンクールで優勝し、その後ロイヤル・バレエのスターに成長しました。彼女の表現力とテクニックには、観客を魅了する力があります。また、王子役のリース・クラークも、美しさとダイナミックな踊りが特徴的で、彼とマヤラとのパ・ド・ドゥは特に見どころです。
更に、クララ役には新星ダンサーのマリアンナ・ツェンベンホイが、ハンス・ピーター役には中尾太亮が抜擢され、彼らの演技も楽しみなポイントです。特にマリアンナはウクライナ支援のチャリティ公演でも活躍し、これからの成長が期待されています。
バレエの魔法を映画館で
映画館での上映は、初めてバレエを観る人にもおすすめです。わかりやすいストーリーと美しいダンスで構成されているため、誰でも楽しむことができるでしょう。『くるみ割り人形』のクライマックスである金平糖の精のグラン・パ・ド・ドゥはまさに圧巻で、バレエの美が詰まった瞬間を体感できます。
映画の上映時間は2時間36分。冬の寒さを忘れ、バレエの世界に浸る贅沢な時間をぜひご堪能ください。感動の舞台を、映画館での上映で体感できるこの機会をお見逃しなく!
公式サイトやSNSでも最新情報をチェックできますので、ぜひご確認ください。心温まるバレエの魔法が、この冬もあなたを待っています。