HRzine Day 2025 Winter セミナーでのOne人事の取り組みを紹介
2025年2月6日、東京都にて開催された「HRzine Day 2025 Winter」にて、One人事株式会社のフィールドセールス3部部長の山﨑真氏が登壇し、注目の人事施策について解説しました。本セミナーは人事をテーマに、HRTechの最新動向が議論される場として多くの人々が集まりました。今回は、セミナーの内容を詳しくお伝えします。
山﨑真の経歴と登壇内容
山﨑真氏は、財務・会計システムの老舗ベンダーでの3年間、また別の勤怠管理システムメーカーで14年間の経験を持つ人事部門向けシステムのエキスパートです。2024年にOne人事株式会社に入社し、現在はフィールドセールス部の部長として、数多くのエンタープライズ企業の成長を支援しています。
注目の人事施策4点
山﨑氏は、現在の人材獲得競争の激化を受け、注目すべき人事施策4つを紹介しました。
1.
人事業務の効率化を図る人事DXの推進
HRシステムを駆使し、業務のデジタル化を進めることが必要です。
2.
柔軟な働き方の実現
労働時間や勤務形態の柔軟性を高め、多様な働き方を推進する働き方改革が求められています。
3.
人材データの可視化と分析
自社の強みや弱みを理解するための人材データの可視化は重要な施策です。
4.
多様性への対応
様々な属性の人材が活躍できる環境を整えることが必要です。特に海外の方々を受け入れる態勢を整えなければなりません。
これらの施策は全て、人事DXを中心に展開されるべきであり、業務が効率化されることで戦略的人事へと注力できる体制づくりが可能になります。
統合型HRシステムの利点
山﨑氏によると、複雑なHRシステムを統合することで利用者、管理者、経営者の皆に多くのメリットがあるといいます。
ID、UI、操作性が統一されるため、生産性が向上し満足度も高くなるでしょう。
従業員の入社や退社、異動のたびに行われる煩雑なデータ管理が、データベースの一元化によって効率化されます。
散在していた従業員データの一元化により、リアルタイムで最新情報を把握しやすくなり、迅速な意思決定が可能になります。
これにより、戦略的な人事業務により多くの時間を投資できるようになります。
人材見える化の重要性
理想の組織運営を実現するために、HRシステムの統合に加えて、タレントマネジメントシステムの使用が推奨されます。このシステムを活用することで、人材情報の可視化が進み、どの能力やスキルをどのように開発するかが明確になります。
人材育成の仕組み化
- - リーダーの負担を減らす人材教育業務のDX化
- - スキルマネジメントのシステム化
- - 成長ステップの見える化(ロードマップ作成)
One人事タレントマネジメントの活用法
One人事のタレントマネジメントのダッシュボード機能では、活躍する人材のデータを抽出し、組織全体の状況を可視化できます。このデータに基づいて人材の適性配置や研修・採用計画を進めることが可能になります。特に、スキルの可視化によりハイパフォーマーの共通点がわかり、組織内での活躍が期待できる人材像が明確になります。
結論
HR環境は急速に変化しています。One人事は、企業と人が持続的に成長できるよう、今後も貢献していく所存です。人事部門のさらなる進化が期待されます。
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