茨城キャンプの魅力
2023-01-25 13:30:01

茨城県の特産品でキャンプ場の魅力を引き出す新プロジェクト

新たなキャンプの形を提案する茨城県の取り組み



茨城県が展開する新しいキャンプビジネスが、地元の食材を生かした取り組みとして注目を集めています。従来のキャンプは地域経済にあまり貢献しないという課題がある中、県内の観光物産課が、地域の特産品である「いばらき食材」を取り入れたキャンプ体験を実現しようとしています。

経済効果の向上を目指す



キャンプが観光としての経済効果が低い理由の一つは、バーベキューなどの食事が、その地域の食材から調達されていない点にあります。これを改善するため、茨城県は「TerroirCAMP」と協力し、いばらき食材を使用したキャンプ場をウェブサイトで紹介するとともに、全国にその魅力を発信していきます。この連携により、キャンプ場は新たな販路を持つことが可能となり、地域経済の活性化につながります。

いばらきキャンプの特設サイト



「いばらきキャンプ」というウェブサイト上では、特製のいばらき食材を提供するキャンプ場が特集されており、利用者は地元の美味しい食材を使ったキャンプスタイルを楽しむことができます。例えば、常陸牛や銘柄豚ローズポークといった茨城県の高品質な食材が用意されており、手作りソーセージも登場します。これらの食材はJA全農いばらきが名付けた「ポケットファームどきどき茨城町店」から調達され、地元の新鮮な野菜や旬のマッシュルームと一緒に「産地直送BBQ食材セット」として販売されます。

茨城県のキャンプ場数



茨城県は、全国で最も多くのキャンプ場を有する自治体で、つまりキャンプに特化した地理的条件にも恵まれています。ここでは、北海道や長野県をしのぐキャンプ場数があり、観光資源としてのポテンシャルは十分です。加えて、茨城県は農業産出額も全国3位であり、れんこんや栗、ピーマンといった多くの農産品が信頼されています。

企業紹介:株式会社Engi



この取り組みの背後には、株式会社Engiという企業があります。「日本ファンづくり」を理念に掲げ、世界とのコミュニケーションをデザインすることに力を入れています。Engiはインバウンドや輸出促進、コンテンツコラボレーションなどさまざまな事業を展開しています。また、今回の食材流通事業「TerroirCAMP」や、BBQ TERRACEと呼ばれる地産地消型BBQ施設のフランチャイズ事業も手掛けており、全国で30以上の施設を展開しています。

このように、茨城県の新たなキャンププロジェクトは、地域の特産物を生かしながら観光振興を図るという素晴らしい取り組みです。キャンプ好きな人々だけでなく、地元に住む人々にも魅力的な選択肢が増え、茨城県の美味しい食材を楽しむ機会が広がっています。これにより、地域の活性化や経済効果の向上が期待されるでしょう。ブームが進むキャンプと食の融合を通じて、新しいライフスタイルの形が生まれることに期待がかかります。

会社情報

会社名
株式会社Engi
住所
神奈川県横浜市西区西戸部町1-38-4
電話番号
090-3014-4910

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