豊島区の地域活性化を目指す「としま情熱基金」の新たな募集開始
豊島区において、地域活動団体や一般社団法人、NPO法人、企業のCSR活動が提案する「としまの街をステキにする提案」の支援事業、いわゆる「としま情熱基金」の第7回募集が始まることが発表されました。この事業は、地域活性化を目的に、民間企業や商店が集めた基金を基に、選ばれた優秀な提案に活動資金を提供するものです。
募集の詳細
2023年12月1日より、提案の応募を受け付け、提出締切は2024年1月31日となっています。最終審査会及び表彰式は、2月25日(土)に養老乃瀧本社ビル4階のYRイベントホールで行われる予定です。
このプロジェクトは、養老乃瀧株式会社と特定非営利活動法人としまNPO推進協議会が連携し運営されており、運営者にはマテックス株式会社の代表取締役社長である松本浩志氏や、及び審査委員長の枝見太朗氏(財団法人富士福祉事業団理事長)が名を連ねています。
これまでの実績
「としま情熱基金」は平成27年に設立され、翌年から本格的に活動を開始しました。豊島区内の企業や飲食店が売上の一部を積み立て、それを基に優れた地域提案に対して資金提供を行う仕組みです。これまで授与された賞には、最優秀賞が20万円、優秀賞が10万円、審査員奨励賞が上限5万円が定められており、年々受賞団体も多岐にわたります。
例として、昨年度の最優秀賞を受賞したNPO法人「カフェ塾テラコヤ」は、子どもたちの学習支援をするという素晴らしい活動を行っています。
地域企業の参画
地域企業による基金の積み立て方法も多様で、養老乃瀧では「バクハイ」の1杯あたり10円の寄付、向こう三軒両隣めぐるでんきの電気使用料にも寄付が反映されています。また、イタリアンレストランオステリアサンテでは「としま情熱パスタ」の1皿ごとに10円が積み立てられています。
次回の審査と支援活動
運営委員会は豊島区に関連する企業関係者によって構成され、定期的に基金の運営について見直しが行われています。今年度からは新たな委員も加わり、更なる充実を図っています。審査のプロセスでは、環境やエネルギー、高齢者福祉、文化活動など多様なテーマが取り上げられることが期待されています。
この基金は、単なる資金提供に留まらず、地域課題の解決を目指したPR動画の制作や行政との協働も行い、受賞団体の活動が地域に根ざすことをサポートしています。
締切とイベント情報
応募締切は令和5年1月31日で、表彰式は2月25日(土)に養老乃瀧本社ビルで開催されます。各受賞団体はその成果を報告し、過去に受賞した文化団体のパフォーマンスも予定されています。
この「としま情熱基金」は、豊島区をさらに魅力的な地域にするための重要な取り組みとして、多くの方の参加が期待されています。詳細は、
としま情熱基金の公式ホームページをご覧ください。