長野県辰野町で自転車町づくりを学ぶ！第2回グラバイスクール開催

第2回グラバイスクールのご案内

長野県辰野町にて「第2回グラバイスクール」を開催いたします。このプログラムは、自転車を通じて地域の歴史や自然、産業を結び付け、観光資源としての活用法を学んでいくものです。自転車を活用したまちづくりが進む中で、地域の魅力を最大限に引き出すサイクリングガイドの育成が求められています。

自転車で地域を再発見

グラバイスクールでは、参加者が観光ガイドのスキルを身につけることを目的としています。自転車を活用することで、地域の自然や文化をより身近に感じることができ、参加者自身が地域の魅力を再認識する機会にもなります。この集まりを通じて、地域の人々とのつながりを深め、更なる発展につなげていくことが期待されています。

プログラムはオンラインとリアルのハイブリッド形式で、必要な知識やスキルを段階的に学んでいきます。最終的には、参加者は仲間と共に辰野町でのツアーを企画し、その体験を通じて自らの成長を図ります。

自転車の利用拡大が地域に与える影響

今、日本の地方が抱える問題は少なからず人口減少と産業の衰退です。こうした課題の解決策として、自転車社会の構築が注目されています。自転車の利用促進により、地域の観光資源を活用し、人の流れを生み出すことで経済が循環し、地域経済が活性化します。また、環境負荷を軽減する自転車の利用は、持続可能な社会の実現へもつながります。

先進的な自転車まちづくり事例：長野県辰野町

辰野町では、自転車まちづくりの一環としてサイクルルートやサイクルステーションの整備が進められています。地域のデザイナーやコミュニティプランナーと連携し、魅力的なサイクリングルートを構築することで、訪れる人々に素晴らしい体験を提供しています。

レンタサイクルとサイクルステーションの整備

魅力的なサイクリング体験を実現するためには、ツアーを運営するための拠点が必要です。辰野町にはレンタサイクルが可能なサイクルステーション「グラバイステーション」が設置されており、いつでもサイクリングガイドを用意することができる設備が整っています。

講座の詳細とスケジュール

オンライン講義と現地研修

講座は5月25日から6月27日までの期間にオンラインで進行されます。最終的な実技やコース作りは現地で行われ、具体的な体験が得られます。また、著名な講師陣によって以下の講義が行われます。

1. サイクルツーリズムの新次元 佐藤雄一さん（6月1日）
2. 地域との関わり方 田中将人さん（6月8日）
3. アクティビティの販売手法 木村雄志さん（6月15日）

現地研修は6月24日から26日までの間に、辰野町で行われます。参加費とは別に宿泊施設の紹介も行っており、食事やテキスト代に含まれた価格設定です。