夢のライダーの聖地、ラダックへの旅
2024年9月26日に発売される里中はるかの初書籍『女ひとり、インドのヒマラヤでバイクに乗る。』は、メンタル不調に悩む30代会社員の自己探求の旅を描いたコミックエッセイです。著者は、東京でのストレスフルな生活から逃れ、自分を取り戻すために一か月間の夏休みを取得し、念願の地であるヒマラヤ山脈のラダックへと旅立ちました。
あらすじと旅の目的
感染症が一段落した2022年の夏、彼女は日常生活に疲れ果て、特別な体験を求めてインドへ向かうことに決めました。心身ともに消耗していた彼女は、「ライダーの聖地」とされるラダックで、バイクを駆りながら冒険に挑むことになります。秘境での貴重な体験は、彼女にとって孤独との戦いであると同時に、自分自身を再発見する旅でもありました。
ヒマラヤでの冒険
高山病や腹痛に苦しめられながら、彼女は雄大なヒマラヤの景観を満喫します。バイクのエンジン音や冷たい風、険しい道のりを走り抜けることで、彼女は徐々に自分の内面に向き合うことができるようになります。旅を通じて彼女が経験する困難や美しい瞬間が、本書の中で鮮やかに描かれています。
収録内容と実用情報
本書には、著者が実際に撮影した現地の動画が21本収録され、まるで一緒に旅しているかのような臨場感を味わえます。また、ラダック旅行に必要な情報や海外ツーリングの指南、バイクの借り方などが盛り込まれており、全てがカラーで表現された充実の200ページとなっています。
目次
- - CHAPTER1 はじめてのラダックツーリング
- - CHAPTER2 山あり谷ありのヒマラヤツーリング
- - CHAPTER3 ラダックの暮らしにふれる
- - CHAPTER4 標高4,500m、天空の湖を目指す
さらに、インド及びラダックの基本情報や旅の持ち物、服装、費用についても専門家の監修のもと詳しく解説されています。これから旅を考えている方々にとっても、実用的な内容が盛りだくさんです。
著者の背景
著者の里中はるかは、1988年に神奈川県で生まれ、現在は東京都に在住しています。旅とバイク、イラスト制作を愛する彼女は、特にローカル文化や食事を大切にした旅を好んでいます。過去にメンタルヘルスに問題を抱えた彼女が心理学を学び、卒業後にこの冒険を成し遂げたという背景は、多くの読者に勇気を与えることでしょう。
書籍情報
- - 書名: 女ひとり、インドのヒマラヤでバイクに乗る。
- - 著者: 里中はるか
- - 定価: 1,760円(本体1,600円+税)
- - 判型: A5判
- - ページ数: 200ページ
- - ISBN: 978-4-04-606559-9
- - 発売日: 2024年9月26日(木)
- - 発行: 株式会社KADOKAWA
自分を取り戻す旅に出かけたい方には、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。