東京・増上寺で「漫画家による仏の世界展」開催
日本の漫画文化が世界に誇る影響力を持つ中で、注目の展示会「漫画家による仏の世界展」の第2回が東京の増上寺にて開催されます。
このイベントは、著名な漫画家たちがそれぞれのスタイルで「仏」を表現し、寺院で展示するというユニークな企画です。
第一回は京都の東寺で行われ、多くの来場者を魅了した実績があります。今回の展覧会も期待を背負いながら、東京での開催となります。
展示会の詳細
開催日程
- - 日程: 2014年5月1日(木)〜5月13日(火)
- - 場所: 東京・増上寺本堂下三縁ホール
住所: 東京都港区芝公園4-7-35
- - 時間: 9:00〜18:00 (閉館30分前まで入場可)
ただし、初日の5月1日は10:00からの法要および関係者内覧会のため、一般の方は午前中は入場できませんのでご注意を。
- - 入場料: 大人800円、子供(中学生以下)500円
- - チケット販売: 楽天チケット、ぴあ、イープラス、会場にて
出展作品
展示される作品は、漫画家たちの多様な表現を受けて様々で、仏をテーマにした作品が60点以上集まる予定です。展示会では、基本的にB3サイズの作品が並び、それぞれの作品には画題や漫画家のプロフィール、作品に対する思いが説明されています。中には、自らの制作前に禊ぎを行って臨んだ漫画家もいるとのことです。特に京都の東寺で人気を博した「レレレ千手観音」(赤塚不二夫)や「私訳魚籃観音図」(江口寿史)など、目が離せない作品が揃います。
参加漫画家
展示には、赤塚不二夫、浦沢直樹、江口寿史、手塚プロダクションなど、名だたる漫画家が参加しています。ここでは、著名な作家がそれぞれの解釈で仏を描くことで、より深い楽しみ方を提供します。
販売グッズ
また、展示会場では複製原画やポストカード、クリアファイル、巾着などのグッズも販売される予定です。これらのグッズは、訪れた観客にとって展示会の思い出を持ち帰る素晴らしい機会となるでしょう。
今後の予定
今後も、「漫画家による仏の世界展」は全国の寺院で順次開催される予定で、各地で漫画家たちが描く仏の世界を楽しむことができます。
この展覧会は、漫画という日本の文化を通じて、仏教のこころに触れる貴重な機会となるでしょう。
主催は「漫画家による仏の世界展実行委員会」で、後援には読売新聞社や中外日報社、港区観光協会が名を連ね、特別協力として公益社団法人日本漫画家協会が関わっています。
文化、アート、そして宗教が交差するこの展覧会は、ぜひ足を運んで見ていただきたいイベントです。