エヌ・シー・エヌが第20回重量木骨プレミアムパートナー総会を開催
2025年4月9日、エヌ・シー・エヌ(東京都千代田区)はハイアットリージェンシー横浜にて「第20回重量木骨プレミアムパートナー総会」を実施しました。本会議には、参加した64社の工務店と関連企業から182名が集まり、協力のもと、住宅性能の向上や新たなビジネス展開について議論を交わしました。
重量木骨プレミアムパートナーについて
「重量木骨プレミアムパートナー」は、620社のSE構法登録施工店から選ばれた64社の工務店で構成されるネットワークです。2003年から活動が始まり、優れた住宅性能や自由なデザイン、安心なサービスを基にした高い資産価値を持つ住まいを提供しています。第20回目となる今回の総会では、地域に必要とされる住宅の提供を目指す姿勢が示されました。
活動方針とプロモーション
開会挨拶を務めた田鎖郁男社長は、2024年度の実績振り返りと共に、資産価値の高い家づくりの重要性について語り、組織の魅力を増すための新たな方針を発表しました。続いて中川勝人常務執行役員が昨年度のプロモーション活動を振り返り、耐震性や省エネ性能を向上させるための勉強会の実施や、経営者や設計者に焦点を当てたプロモーション戦略の提案を行いました。
具体的な目標としては、以下の四つのテーマが掲げられました。
1. 性能のレベルアップの推進
2. 設計の魅力を伝えるデジタルコンテンツの開発
3. 新たな長期保証制度の導入
4. 人に焦点を当てたプロモーション戦略
これらの活動を通じて、より安心で価値ある住まいを提案することを説明されました。
成功事例の共有
総会の中で、関敏孝氏(株式会社関工務所)、羽柴仁九郎氏(株式会社タイコーアーキテクト)、伊岐見恭子氏(株式会社ホームランディック一級建築士事務所)の3名によるプロモーション事例紹介が行われました。この三者は、コロナ禍において新しいターゲット設定や独自の集客施策を取り入れ、高い成約率を実現した成功事例を発表しました。
特に印象深かったのは、これまでの手法を見直し、新たな来場施策を導入することで、いかに効率的に顧客を集め成約につなげることができたかという点です。
優秀なプレカット工場への感謝
最後には、SE構法の品質を支えるプレカット工場の中から、株式会社タツミ・北関東工場に感謝状が贈られるなど、参加者全員が一体となって今後の発展を誓いました。
今後の展望
今年度も、最新の住宅技術と提案型プロモーションを通じて、消費者にとってより価値のある家づくりを目指すエヌ・シー・エヌと重量木骨プレミアムパートナーの活動が期待されます。前向きな姿勢が示された本総会を機に、さらなる発展を遂げていくことでしょう。