大阪梅田に新たなランドマーク誕生！東阪急ビル建替計画の全貌

大阪梅田に新たなランドマーク誕生

大阪市北区に位置する「（仮称）東阪急ビル建替計画」が、2025年10月から新築工事に着手し、2027年12月に竣工予定です。この新ビルは、1966年に完成した「東阪急ビルディング」の跡地に建設され、阪急阪神不動産が入居します。

計画の概要

新たなオフィスビルは、地上10階、地下1階、塔屋1階の構造で建築され、敷地面積は1,534.75平方メートル、延床面積は13,878.29平方メートルを誇ります。交通の便が良い阪急「大阪梅田駅」から徒歩4分のロケーションで、周辺には商業施設や飲食店が多数あります。特に、1階には店舗が配置され、賑わいを創出する計画です。

環境配慮と持続可能な都市づくり

本建物は、ZEB Ready認証およびDBJ Green Building認証で最高評価の5つ星を受けており、環境負荷の低減に寄与する最新のオフィスビルです。具体的には、新築に使用する建材や解体時に発生する廃棄物において、リサイクルや再生可能な素材を積極的に採用します。たとえば、旧ビルから回収したタイルカーペットの約60立方メートルをリサイクルし、オフィスの床材には100％リサイクル糸を使ったタイルカーペットを採用。環境との共生を目指しています。

ウェルビーイングを追求するオフィス空間

この新しいビルは、働く人々のウェルビーイングを重視しています。その一環として、屋上に多様な植栽を導入し、自然を感じる憩いの場を提供。さらに、オフィスエントランスにはオールジェンダートイレを整備し、混雑状況を把握できる満・空室管理システムを導入します。

BCP機能を強化

耐震安全性も重視されており、新耐震基準の1.5倍の強度を持つ「I類」相当の耐震安全性を確保しています。また、停電時には非常用発電機により72時間の電力供給が可能で、非常時でも事業が継続できるよう配慮されています。

交通アクセスと周辺環境

「東阪急ビル」は、大阪の中心地に位置し、阪急やJR、Osaka Metroなど複数の交通機関からのアクセスが容易です。この立地は、都市の利便性と賑わいを高める上で重要な要素となります。周囲には「HEP FIVE」や「HEP NAVIO」といった商業施設があり、働く人々や訪れる人々にとっても魅力的な環境が整っています。