EcoVadisでゴールド獲得
2024-12-16 11:30:11

富士フイルムビジネスイノベーションがEcoVadisよりゴールド評価を受賞

富士フイルムビジネスイノベーションがEcoVadisでゴールド評価を受賞



富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は、国際的に権威のある評価機関であるEcoVadisから、サステナビリティにおいて上位5%の企業に与えられる「ゴールド」評価を獲得しました。所在地は東京都港区で、代表取締役社長は浜直樹氏です。EcoVadisは、全世界180カ国以上から220業種13万社以上を対象に、環境、労働と人権、倫理、持続可能な調達の4つの分野でESG(環境・社会・ガバナンス)に関する取り組みを評価しています。

今回の評価において、富士フイルムビジネスイノベーションは「環境」と「持続可能な資材調達」の2つの分野で特に高い評価を得ています。環境分野では、7つの評価項目のうち「支持」「措置」「認証」「範囲」の4項目で満点を達成しました。それにより、気候変動への対応や資源循環の促進を目的とした取り組みが高く評価されています。

特に注目の施策としては、同社が開発したSuper EA-Ecoトナーがあり、これにより従来のトナーに比べて約30〜35℃低い温度での定着を実現しました。これが省エネルギーに寄与し、企業活動の環境への負荷を軽減する結果となっています。また、廃棄物を貴重な資源として再利用する方針の下で、再生機の製造を2010年から実施しており、新規資源の使用を減らすために2024年5月には新規資源の投入率を2030年度までに60%以下に抑える目標を設定しています。これにより気候変動への対応と資源循環の強化が期待されています。

持続可能な資材調達においても、同社は7つの評価項目のうち「支持」「措置」「範囲」で満点を得ています。特にRBA(Responsible Business Alliance)への参加や、外部イニシアティブの支持、サプライヤーへの教育やリスク分析を推進しています。さらに、自社の生産拠点における実地確認などを通じて、持続可能な調達をさらに強化する方針です。

新たなロゴマーク「Loop to New」も発表され、再生機の価値を広める取り組みが進められています。このロゴマークは、使用済みの複合機を回収し、再生機として再利用することで資源循環を推進する意義を表現しています。

富士フイルムビジネスイノベーションは、「Sustainable Value Plan 2030」をもとに、環境、倫理、人権の基盤強化に取り組んでおり、サステナブル社会の実現に向けた努力を続けています。


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会社情報

会社名
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
住所
東京都港区赤坂9-7-3ミッドタウン・ウェスト11階
電話番号

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