株式会社VILLAGE INCとタカラレーベンの業務提携
福岡県うきは市に新たなキャンプ場「UKIHA RIVERCAMP」が誕生します。このプロジェクトは、株式会社タカラレーベンがグループ会社のMIRARTHホールディングスと共に、静岡県に本社を置く株式会社VILLAGE INCと業務提携を結んだことをきっかけに進行しました。両社はともに、地域資源を活用し、遊休地の利活用を通じて地域活性化を進めることを目的としています。
プロジェクトの背景
この提携は、タカラレーベンの「サステナブルな環境をデザインする力で、人と地球の未来を幸せにする。」というビジョンに基づいたものです。2030年までの長期ビジョンに掲げられた「地域社会のタカラであれ。」という目標に向けて、地域創生事業に取り組む姿勢が反映されています。具体的には、2018年に閉校した旧姫治小学校をキャンプ場として再活用し、地域の交流人口の増加や観光推進、地域特産品の活用、地域雇用の創出を目指しています。
UKIHA RIVERCAMPの魅力
「UKIHA RIVERCAMP」は、隈上川の近くに位置し、自然に囲まれた美しい環境が特徴です。周辺は緑が豊かで、夏になると川辺に蛍が舞い、幻想的な風景を楽しむことができます。学校だった場所の特色を生かしたキャンプ場には、様々なアクティビティやコンテンツが用意され、訪れる人々に楽しい体験を提供します。
うきは市は福岡県の南東部に位置し、地域の自然資源が豊富です。この地は「フルーツ王国」として有名で、季節ごとに様々なフルーツを楽しむことができます。また、「つづら棚田」など、美しい景観が広がるエリアもあり、地域の歴史や文化にも触れられる魅力的なスポットです。
地域活性化と将来への展望
タカラレーベンは、地域資産を利用して新しいビジネスモデルを創出し、UKIHA RIVERCAMPを拠点とすることで、地域全体の活性化に寄与したいと考えています。この取り組みは、うきは市内の歴史情緒溢れる地域との連携を強化し、訪れる人々が地域の魅力を再発見できる機会を提供します。
このプロジェクトは未来に向けた大きな一歩であり、両社が共同で手がける地域創生事業は、地方の活性化に向けた模範となることでしょう。今後も地域との連携を深め、持続可能な発展を目指していく予定です。
施設情報
「UKIHA RIVERCAMP」は、2024年秋にプレオープンし、2025年春にグランドオープンを予定しています。敷地面積は9,567㎡で、21サイトのキャンプサイトに加え、フリーサイトも用意されています。また、センターハウスにはカウンターバーやキッチンが併設され、バレルサウナやファイヤーピットも設置される予定です。
訪れる人々が自然の美しさを感じられる環境と共に、多様な体験を提供できる「UKIHA RIVERCAMP」は、すでに多くの期待を寄せられています。豊かな自然と地域の歴史が交わるこの場所で、ぜひ素敵なひとときを過ごしてください。