鹿児島から誕生した新しい愛犬の食生活
2025年9月15日、鹿児島県鹿児島市に本社を置くBuddycare株式会社が開発した愛犬用ごはん『バディフード』が、福岡県福岡市に本部を持つ一般社団法人グリーンコープコーポレーションの宅配サービスおよび一部の直営店舗において取り扱いを開始します。これは、安価で質の低いペットフード市場に対抗し、愛犬の健康を第一に考えた安全な食事を提供するための重要な一歩です。
グリーンコープのこだわり
グリーンコープは、西日本地域で協同組合ネットワークを構築し、厳しい安全基準に基づく商品を提供してきました。その特徴は、原材料の産地や製品の品質を細かく検証し、国の基準を超える独自の基準を設けていることです。組合員が商品の選定に参加できる仕組みもあり、消費者自身が安心できる商品を選ぶ手助けをしています。
ペットフードの安全性を確保
グリーンコープが『バディフード』の取り扱いを決定するまでには、多くの議論と確認作業がありました。ペットフードが法律上“雑貨”として扱われ、安全基準が確保できていないとの理由から長年にわたり扱いを見送ってきたのです。しかし、Buddycareが製造する『バディフード』は、製造工場の視察及び原材料のチェックを通じて、食品と同様の基準で製造されていることが証明されました。その結果、グリーンコープの厳しい基準をクリアし、新たな取り扱いが実現しました。
バディフードの特徴
『バディフード』は、動物栄養学を専門とする獣医師と共同開発された総合栄養食で、鹿児島の食品会社ア・トスフーズが製造を担っています。九州の新鮮な食材を贅沢に使用し、過度な加熱調理を避けることで、素材本来の風味を引き立てています。また、保存料や着色料などの添加物を一切使わず、健康を第一に考えた安心な製品として愛犬家から評価されています。
購入方法と今後の展開
『バディフード』は、グリーンコープの共同購入カタログ「暮らしのGreen」に掲載され、組合員の方々は通常の共同購入手続きでご注文可能です。また、店舗での取り扱いも順次開始される予定です。グリーンコープとの提携を通じて、愛犬のための安心・安全な食事を届け、そしてペットフード市場の新たなスタンダードを築いていくことが期待されています。
代表者の想い
グリーンコープの企画担当者は「グリーンコープらしいペットフード」を提供するための要望が実現したことに期待を寄せています。また、Buddycareの代表取締役である原田氏は、食の安全を高めるための取り組みを通じて、愛犬家のニーズを満たす商品開発に尽力する意向を示しています。
このように、『バディフード』は犬の健康を考慮しつつ、安心して摂取できる食事を提供する新しい選択肢として登場します。これにより、愛犬がより健康に、そして家族の一員として幸せに暮らせることが期待されます。