クリアル、法の枠組みを活用して新たな投資機会を創出
2025年6月26日、クリアル株式会社は金融庁長官および国土交通大臣から不動産特定共同事業法に基づく第135号の許可を取得しました。この許可は、主に不動産特定共同事業法第2条第4項の第3号及び第4号に関連したもので、電子取引業務を含む内容が含まれています。この取得により、クリアルは投資家に新たな不動産クラウドファンディングサービスを提供する準備を進めています。
サービスの背景と新しい展望
クリアルの不動産クラウドファンディングサービス「CREAL」は、これまで認可された第2条第4項第1号及び第2号に基づいて運営されてきましたが、今後はSPC(特別目的会社)を利用したファンドの運営が可能になることで、より多様な不動産投資の機会を提供できるようになります。既に2025年3月31日には、許可申請に向けた申請を行っており、スムーズな運営開始に向けて準備を整えてきました。
今後は、この新しい法的枠組みを活かして、投資家の利便性や収益性を高めることを目指しています。また、クリアルは安定的かつ加速的な成長フェーズに移行することを狙っています。
今後のスケジュール
不動産クラウドファンディングサービスは2025年8月以降に開始される予定で、そのスピード感も注目されています。クリアルは、この新しいサービスを通じて投資家に幅広い選択肢を提供する考えです。
クリアルの3つの主なサービス
クリアルでは、「不動産投資を変え、社会を変える。」というミッションのもと、以下の3つのサービスを展開しています。
1.
不動産ファンドオンラインマーケット「CREAL」
1万円からインターネット上で不動産投資ができるプラットフォームで、個人では難しかった多彩な不動産への投資機会を提供しています。
2.
個人向け不動産投資運用サービス「CREAL PB」
投資額1,000万円台から参加できる中長期的な資産形成を目的としたサービスで、個人投資家が大きなリターンを目指すためのサポートも行っています。
3.
機関投資家や超富裕層向けの資産運用サービス「CREAL PRO」
機関投資家向けのサービスで、数億円の不動産をバルクで売却・運用するなど、専門的なサポートを行います。
会社の概要
クリアル株式会社は2011年に設立され、東京都港区に本社を置いています。代表取締役社長を務めるのは横田大造氏で、資本金は1,283,066,250円です。会社の公式サイトは
こちらで、金融業や宅地建物取引業の免許を持ち、東京証券取引所のグロース市場に上場している企業です。
このように、クリアルは新たな法的枠組みを活用して投資機会を拡大するとともに、透明性と安全性を大切にしたサービス提供を目指しています。今後の展開に大いに期待が寄せられています。