BIPROGYとEAGLYSが資本業務提携を開始
BIPROGYとEAGLYSは、2023年8月25日に資本業務提携を締結し、データとAIの活用による事業拡大を目指しています。この提携により、両社は企業が持つ知見やデータをより効果的に運用することが可能になります。
企業のデータ活用の現状
近年、製造業や金融、リテール、さらには社会インフラの分野まで、データとAIの活用は競争力の源泉として重要視されています。しかし、実際には多くの企業で、社内に蓄積された情報がAIで有効活用できず、無駄になっているケースが多いのです。この問題を解決することが、今回の資本業務提携の大きな目的になります。
BIPROGYの「Data&AI Innovation Lab」は、企業が抱えるデータの整理整頓を促し、AIが扱いやすい形に変換する支援を行います。EAGLYSが持つ高品質なデータ整備の技術を取り入れることで、企業は持続的に情報を活用し、迅速な意思決定やイノベーションを実現できます。
具体的な活動内容
この提携では、主に次のような活動が行われます。
1. データ&AI事業の推進
両社は、お互いの製品やサービスを組み合わせた包括的なソリューションを市場に提供し、顧客の多様なニーズに応じた課題解決に取り組みます。特に製造業や金融業界に焦点を当てて、新規案件の開拓を進める方針です。
2. 共同サービスの開発
BIPROGYが推進する「Data&AI Innovation Lab」に、EAGLYSのデータ整備技術を取り入れることで、AIエージェントの性能を最大限に活用するための基盤を整えます。両社が持つ技術を融合させ、新たな業務ソリューション群である「Data&AI Solutions」の共同開発も行う予定です。
企業情報
BIPROGY株式会社
- - 設立: 1958年3月
- - 所在地: 東京都江東区豊洲1-1-1
- - 代表: 齊藤 昇
- - 公式ホームページ: BIPROGY
EAGLYS株式会社
- - 設立: 2016年12月
- - 所在地: 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目27-3やまとビル7F
- - 代表: 今林 広樹
- - 公式ホームページ: EAGLYS
最後に
この提携によって、データ活用の新たなフロンティアが開かれることが期待されます。企業が持つ可能性を最大限に引き出すため、BIPROGYとEAGLYSは今後も協力を深め、より良いソリューションを提供していきます。これにより、データ駆動型の意思決定やビジネスの成長が促進されることでしょう。