静岡の健康推進
2025-08-20 11:09:16

新しい健康のかたちを模索する静岡市のキックオフミーティング

2025年7月4日、静岡市役所で「健康対策キックオフミーティング」が開催されました。このイベントは、地域の皆さんが健康に関心を持ってもらうことを目的としており、プロジェクトのサポーターや特別ゲストが集まり、様々な視点から健康づくりについて議論されました。

キックオフミーティングの冒頭では、東京大学 先端科学技術研究センターの特任研究員宮﨑敦子氏が、ダンスが高齢者の健康に与える影響について研究結果を発表しました。彼女は、リズムに合わせて動くことが認知機能や筋肉に良い影響を与えると話しました。具体的には、振り付けを覚えることが加齢による“模倣”の力を高め、身体を動かすことで脳と筋肉が同時に刺激されるとのことです。この発表を受けて、静岡でダンススタジオを運営する森育子氏が体を動かすことの重要性についても言及しました。「ダンスは筋力や柔軟性を養うだけでなく、自己表現や人とのつながりを生む健康活動です」と彼女は語り、ダンスの重要性を強調しました。

また、森育子氏の娘であるミス・ユニバース2007の森理世氏も参加し、健康が外見の美しさや内面の充実に不可欠であることを強調しました。彼女は、「身体と心が調和することが、真の魅力につながる」と述べ、母とともにダンスを通じた健康づくりに対する熱意を示しました。

続いて、介護福祉士の大滝亮輔氏と音楽ユニットRIP SLYMEのSU氏が「ロマンディスコ」という活動について紹介しました。これは、高齢者向けのディスコイベントで、光に彩られた空間で歌ったり踊ったりすることで、楽しみながら健康を促進するものです。大滝氏は「運動しなきゃという義務感ではなく、楽しんで踊ることで自然と元気になる社会を目指しています」と語り、SU氏も音楽が高齢者に与える良い影響について話しました。

さらに、吟詠家で尺八奏者の前田健志氏も参加し、静岡の自然や文化を活かした健康づくりに取り組む意欲を見せました。彼は、健康活動に楽しい要素を取り入れることで、義務感から解放された健康促進ができると語り、音楽やダンスを通じたコラボレーションの期待を寄せました。

最後に、静岡市の難波喬司市長が、「市民の健康を考えるには、行政だけでなく社会全体で取り組む必要がある」と言及し、地域の多様な方々との連携の重要性を強調しました。市長は「今回のミーティングを通じて、地域に根ざした健康づくりが推進されることを期待しています」と述べ、今後の展望を示しました。

このように、静岡市ではダンスや音楽を通じた新しい健康づくりの姿勢が表明され、地域密着型の活動が今後さらに発展していくことが期待されています。これからの健康の形が、静岡から全国に広がっていくことを楽しみにしたいものです。


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