「女性の本音」が未来を拓く!名古屋で描くエンパワーメントの次の一手
現代社会において、一人ひとりが持つ可能性を最大限に引き出し、主体的に行動できる社会の実現は喫緊の課題です。その中心にある概念が「エンパワーメント」。公益社団法人名古屋青年会議所・女性のエンパワーメント推進委員会が、この重要なテーマに新たな視点から切り込むユニークなイベントを企画しました。それは、「女性の本音」を題材にした「かるた」作りとその実践です。
エンパワーメントとは何か?
エンパワーメントとは、個々人が自らの内なる力や可能性を最大限に引き出し、主体的に行動するための支援プロセスを指します。これは、単に権限を与えるだけでなく、自信や自己肯定感を育み、困難に立ち向かう力を醸成することを含みます。特に女性においては、社会的な無意識の偏見(アンコンシャスバイアス)によって、その可能性が十分に発揮されないケースが少なくありません。今回の企画は、そうした現状に光を当て、誰もが輝ける社会を築くための具体的な一歩となることを目指しています。
「かるた」で紐解く、女性のリアルと無意識の偏見
今回のイベントの最大の特徴は、「女性の本音 × かるた」という斬新なアプローチです。堅苦しくなりがちな社会課題を、遊び心溢れるかるたという形式で表現することで、参加者はリラックスした雰囲気の中で、自身の内面に深く向き合い、他者の多様な視点に触れることができます。
「女性の本音」を札として表現する過程では、日頃感じている喜びや悩み、期待や葛藤が言葉となり、視覚化されます。そして、その札を読み上げ、取り合う「かるた」の実践を通じて、私たちの中に潜む「無意識の偏見」に気づき、それを乗り越えるためのヒントを見つけ出すきっかけとなるでしょう。この「あなたの一手が意識を変える」というメッセージは、参加者一人ひとりの小さな行動が、社会全体の大きな変革へと繋がる可能性を秘めていることを示唆しています。
参加型ワークショップで「次の一手」を掴む
本イベントは、二つのフェーズに分けて開催されます。まず、来る
5月10日(土)午前10時から正午にかけて、「女性の本音かるた作成」が行われます。ここでは、参加者自身が「女性の本音」を表現する言葉を紡ぎ出し、世界に一つだけのかるたを作り上げます。この創造的なプロセス自体が、自己の内面と向き合い、他者と共感し合う貴重な時間となることでしょう。
そして、
7月11日(金)午前10時から正午には、作成されたかるたを用いた「女性の本音かるた実践」が実施されます。作り上げたかるたを実際に遊びながら、楽しみながら「女性のエンパワーメント」や「無意識の偏見」について深く掘り下げていきます。これらのセッションは、名古屋市男女平等参画推進センター・女性会館である「イーブルなごや」の大会議室にて行われます。
この企画を主催するのは、公益社団法人名古屋青年会議所 女性のエンパワーメント推進委員会。委員長の山田雄大氏は、「気軽に参加しながら、変化のきっかけをつかんでほしい」と参加を呼びかけています。性別や年齢を問わず、誰もが自分らしく輝ける社会の実現に向けて、この「かるた」が新たな対話の場を生み出すことを期待しています。
「女性の本音」をかるたにするというユニークな試みは、単なる遊びに留まらず、社会的な意識改革を促す強力なツールとなり得ます。ぜひこの機会に、あなたもエンパワーメントの波に参加し、未来を変える「次の一手」を掴んでみませんか。詳細は下記の事業登録フォームからご確認ください。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
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