NTT-ATが展開する新しい水系遮熱塗料『サーフクールW』
NTTアドバンステクノロジ株式会社(NTT-AT)が新たに販売を開始した水系遮熱塗料『サーフクールW』が注目を集めています。この塗料は、環境保護を考慮しつつ、エネルギーコストを削減するために開発されました。特に夏の高温対策として、工場や通信局舎、制御盤などの様々な設備に活用可能です。そして、その特徴はただの遮熱効果にとどまらず、従来の塗料に比べて様々なメリットを持つことが魅力です。
新商品の背景
一般的な塗料は、太陽光に含まれる赤外線を受けることで、その表面温度が上昇します。特に夏季になると、この影響で建物内部の温度が著しく上昇し、空調機器の電力消費が増加する原因となります。また、熱の影響で電子機器の故障リスクも増します。これを解決するために開発されたのが『サーフクール』シリーズです。赤外線を高効率で反射する成分を含んでおり、温度上昇を抑えることができます。これまでの製品は弱溶剤系で金属腐食に強い下塗材を使用していましたが、有機溶剤を含むため施行や保管に制約がありました。
『サーフクールW』の特長
新発売の『サーフクールW』は、以下のような特長を持っています:
1.
水系で環境に優しい:有機溶剤をほとんど含まないため、消防法や航空法の規制を受けないことから、取り扱いや保管が容易です。
2.
快適な作業環境:刺激臭がほとんどなく、住宅地やお子様がいる家庭でも安心して使用できます。
3.
グローバル展開が可能:危険物に該当しないため、海外輸送時のコスト負担を軽減できるのが強みです。
4.
優れた下塗材:エポキシ系塗料を使用することで、熱からだけでなく金属の腐食からも保護します。
5.
幅広い適用性:樹脂への塗装も可能で、用途が広がります。
6.
カラーバリエーション:標準色が36色あり、周囲の環境に合わせた美しい仕上がりが期待できます。
今後の展開
『サーフクールW』は、2025年に東京ビッグサイトで開催される展示会に出展予定です。特に注目されるのは以下の2つのイベントです:
- - メンテナンス・レジリエンスTOKYO2025(2025年7月23日~25日)
- - COMNEXT(2025年7月30日~8月1日)
今後はこの新しい製品を通じて、より持続可能な社会の実現に向けた取り組みが進んでいくでしょう。興味を持たれた方は、ぜひ展示会に足を運び、『サーフクールW』の実際の性能を確認してみてはいかがでしょうか。
詳しい情報は
こちらから確認できます。